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【出演のきっかけは小阪由佳】『極悪女王』出演女優・花屋ユウが明かす「ゆりやんの座長としての心遣い」「唐田えりかとの方言練習」

NEWSポストセブン / 2024年10月3日 18時15分

 長与役を演じた唐田とは作中で絡むシーンは多くなかったが、撮影中は「方言」について色々とやり取りを交わしていたという。

「長与千種さんは長崎県大村市出身なのですが、私もまったく同じ出身なんです。しかも母が長与さんと同じ中学で子供の頃は近所の“幼なじみ”のような関係で。プロレス指導で入られていた長与さんご本人に『私、○○の娘なんです』とお伝えしたら仰天されてました(笑)。

 そんな縁もあって、長崎弁のイントネーションがわかるので唐田さんからは色々とセリフまわしについてお話しする機会がありました。長崎弁については方言指導の方も入られていたのですが、唐田さんはちょっとした言い回しの雰囲気なども気にされていてプロ意識の高さヒシヒシと感じました」

 ただ、和気藹々としたムードもプロレスシーンが本格化する3話目の撮影になると、現場全体にも張り詰めたような緊張感が漂っていたという。

「長与千種が先輩と揉めるシーンの時はそれまでにない緊張感がありました。唐田さんも気持ちを作れられていたのか、その頃からは現場での会話も減っていた。それまで親しくされていたゆりやんさんに対しても、演技についてのやり取りですら人を介していて、直接やらないようにする徹底ぶりでした」

現在は「プロレスラー」と二刀流

 それまで大作ドラマへの出演経験がなかった花屋自身にとっても女優として大きな刺激とともに挫折を味わう現場になった。

「出来上がった作品を観て、最初の感情は『なんて素晴らしいんだ』という感動の気持ちでした。ですが、それとともに『もっと出来たんじゃないか』という気持ちがわき上がってきて悔しかった。この経験を糧にもっと役に入り込める女優になりたい。

『極悪女王』の撮影後には、TBSさんの『VIVANT』に女性刑事役で出演させてもらいました。私が女優として求められているのはアクションと声の低さかなと思っています。男性的な役柄やハードな動きが求められる役柄にもどんどん挑戦していきたいです」

『極悪女王』への出演が花屋の人生に与えた影響は大きく、現在は女子プロレス団体「アイスリボン」で実際にレスラーとしても活動している。

「女子プロレスという世界に魅せられてしまったんです。作中ではセコンドにつくことが多くて私自身はプロレスシーンを演じる機会はほとんどなかったのですが、今、レスラーとして稽古をしていると剛力さんのドロップキックがいかに美しかったかがわかります。

 皆さん本当に死に物狂いで特訓されたことが後になって実感できました。今後は女優とプロレスの二刀流で少しでも多くの場数を踏んでいきたいです」

 多くの視聴者に衝撃を与えている『極悪女王』は、現場にいた出演者の人生にも影響を与えていたようだ。

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