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《私の最初の晩餐》井浦新がジョージアで衝撃を受けた伝統料理・ハチャプリ「口にした瞬間に『文化の一撃』をくらって、家庭の味だと直感した」

NEWSポストセブン / 2024年10月8日 11時15分

 メニューの冊子はありましたが、ジョージア文字で書かれていて読めません。小さな写真を見て、ピザみたいな料理をお願いしました。「まあ、ピザなら大失敗もないだろう」という安直な発想です。しばらくして来たのは、舟形のパンにたっぷりのチーズ、真ん中に卵。

 この「ハチャプリ」が、ちょっと衝撃的においしかった。ぼくはジョージアについて、事前には何も調べていなくて、だから口にした瞬間に「文化の一撃」をくらって、家庭の味だと直感しました。これがジョージアか。各家庭にそれぞれのハチャプリがあるんだと思って、感激して。

 何が違うのかな、チーズのコクは特徴的かもしれません。パンの生地も、小麦の風味がしっかりしていて……でも言葉では説明できないです。ぼくは、日本ではご飯を食べることが多いのですが、このパンは特別です。実際、撮影中はレストランでのしっかりした食事より、露店とか食堂のハチャプリばかり食べていました。文字通り、ジョージアでの最初の晩餐です。

ジョージアでハマった伝統料理「ハチャプリ」

■「ハチャプリ アジャリア風」のレシピ
●材料(2個分)
生地/強力粉140g、薄力粉60g、プレーンヨーグルト70g、熱湯60ml、ドライイースト1g、塩小さじ1

具材/フェタチーズまたはカッテージチーズ60g、モッツァレラのシュレッドチーズ80g、卵2個、バター20g

●作り方
【1】容器にヨーグルトを入れ、熱湯を加えて混ぜておく。
【2】ボウルに薄力粉と強力粉を合わせてふるい入れ、ドライイースト、塩を入れたら【1】を全体にいき渡るように加え、ヘラでむらなく混ぜる。
【3】粉がひとまとまりになったら台に出し、滑らかな生地になるまでこねる。
【4】生地を丸めてボウルに戻しラップをして、生地が2倍の大きさになるまで発酵させる。
【5】生地をつぶしてガス抜きをしたら台に取り出し、2等分にしてそれぞれ丸め、濡れぶきんをかぶせて10分おく。
【6】打ち粉をした台に生地を置き、麺棒で直径約20cmの円形にのばす。生地を上下から巻いて、左右に生地をしっかりつまんで留める。中央部分にチーズを入れるための空間を作り、ボート形に成形する。
【7】フェタチーズはポロポロに崩し、モッツァレラのシュレッドチーズとあわせて混ぜる。【6】の空間部分に合わせたチーズ1/4量をのせ、卵白を入れ、その上に1/4量のチーズをのせる。同様にもう1つ作る。生地につや出しの卵黄(分量外)を塗る。
【8】オーブンシートを敷いた天板に【7】をのせ、220℃に予熱をしておいたオーブンで焼き色がつくまで15分焼く。一度取り出し、中央にくぼみをつけて卵黄をのせ、再度オーブンで1分焼いたら取り出してバターを添える。

●POINT
焼き時間、温度は目安。使う調理器具により調整する。

【プロフィール】
井浦新/1974年、東京都生まれ。映画『ワンダフルライフ』で初主演。数多くの映画に出演するのみならず、ドラマ『アンナチュラル』や『おっさんずラブ -リターンズ-』など幅広く活躍。アパレルブランド〈ELNEST CREATIVE ACTIVITY〉ディレクター。サステナブル・コスメブランド〈Kruhi〉のファウンダー。映画館を応援する「MINI THEATER PARK」の活動もしている。主演映画『徒花 -ADABANA-』は10月18日(金)よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開。

写真/菅井淳子 料理・スタイリング/柳瀬真澄 撮影協力/UTUWA

※女性セブン2024年10月17日号

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