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《国会でアイドル気取り?》今井絵理子議員、決めポーズ写真で大炎上 “振り返って窓の外を眺め微笑んで…”批判が集中したそもそもの原因

NEWSポストセブン / 2024年10月18日 7時15分

自民党の今井絵理子参院議員(時事通信フォト)

 10月9日に衆議院が解散され、第50回衆議院議員総選挙が決まった翌日、SNSで話題になったのは今井絵理子参議院議員だった。9日夜に国会内で撮影したと思われる画像2枚を添付した投稿に2000を超えるコメント、しかもほとんどが批判的な内容で炎上状態になったのだ。臨床心理士の岡村美奈さんが、今井議員の投稿の何がネットユーザーの反感を買ったのか分析した。

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 世の中に、なぜか癇に障ることばかりしてしまうような人はいるものだ。9日に自民党の今井絵理子参院議員が、Xに投稿した内容が炎上している。

「第214回臨時国会が閉会しました。本日、衆議院が解散し、10月15日公示、27日投開票の総選挙が行われます。皆さんの一票が未来をつくります」と綴られた投稿には、2枚の写真が添付されていた。国会の中なのか、クラシカルな印象の豪華な洋室の窓辺にたたずみ、肩越しに振り返りポーズを決めているショットと、窓の外をながめながら微笑んでいるショット。これに「アイドル気分のまま」「フランス研修の報告書はどうした」「芸能人気質が抜けていない」「待っているのはフランス研究の報告書」といったコメントが相次いでいるのだ。

 そういえば2023年7月実施のフランス研修の報告書がまだだった。当時自民党女性局の局長だった松川るい議員がエッフェル塔の前で塔のようなポーズで撮った写真をSNSに投稿、批判を浴びたが、この視察に今井氏も同席していたのだ。「観光か」と批判を浴びると「無駄な外遊ではない」とXで反論。「また追って活動報告します!!」と投稿していたが、その後、何ら報告はされていない。9月の自民党総裁選では上川陽子前外務大臣の推薦人となり、彼女を推す理由を連続投稿していたが、肝心のフランス研修旅行の報告はまだだ。今井氏についてこれ以外に思い浮かぶのは、残念ながら不倫問題ぐらい。せめてXの投稿で約束したことぐらい果たしなさいと思っている人が多いのだ。

 おそらく微笑んでいるショットだけなら、ここまでの批判は浴びなかったと思う。窓の外を見ながら微笑むショットは、「皆さんの一票が未来をつくります」というコメントとつながり、明るい窓辺と微笑みは未来を強調するようイメージがある。しかし意地悪い見方をすれば、微笑み過ぎているため、参議院の私には関係ないけれど、衆議院の皆さんは選挙を頑張ってねといった心境があるようにも感じ取れてしまう。さらに言えば、自民党はこの選挙で議席を減らすと予想されており、党所属の議員としては笑えない状況なわけで、適切な写真とは言い難い。

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