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【支持者が拡大中!?】斎藤元彦・前兵庫県知事インタビュー「街頭で、若者からの支持を実感しています」

NEWSポストセブン / 2024年10月18日 7時13分

 Xとかでも事前にこういうところで(辻立ちを)やりますよと言ってる方がおられたり、私がやっているのを見て投稿する方もおられて、『それを見て電車を降りてきました』という方も出てきて、ちょっと反応が出てきたなと思いましたね」

────今日も手紙を持ってきた方がいたが、手紙をもらうことが多い?

「今日も5通いただきました。昨日も10通くらいいただいたので……。毎晩、帰ってからすべて目を通しています」

「高校生からの手紙がきっかけで出馬」の真相

────出直し選挙に出馬するきっかけが、「高校生からの手紙」という話があった。パワハラなどのイメージがあるのに応援する人が本当にいるのかとも思われそうだが、実際にはどういった経緯でもらった手紙だったのか。

「定例の囲み取材を毎朝していまして、ある日それが終わってエレベーターに乗ろうとしたら高校生が近寄ってこられて、『頑張ってください』と手紙をいただいた。その高校生というのも、もちろん面識もないですし、どこの高校かも知らなかった。手紙には書いていましたけど。大変驚いて、読ませていただいたら、今回の問題が大きくクローズアップされるなかで私のこれまでやってきた仕事とか、そういったことを調べていた。その高校が、私が県立高校を応援したいということで行ったことがありますので、そこで見掛けたということだったと思います。

 具体的な政策として県立高校のトイレの改修や洋式化、教室や体育館のクーラーの設置、部活動の応援をやらせていただいた。令和2年度の私が就任する前の決算を見たら兵庫県の県立高校一校あたりの予算額が全国で46位だったんです。施設が古かったり、生徒の部活の道具がすごくボロボロで、OBの皆さんの寄付とかでやりくりをしているという状況だったんです。そういったことが高校生のほうにも届いているっていうことはすごく感じました」

────その手紙を読んで、出直し選挙に出る決意を固めたと?

「若い世代の方が今回の問題を機に、結果的に県政だったり政治に関心を持たれたということはすごく大事なことだと思います。それとやはり次世代を担う若者が応援してくれているっていうことは本当に私にとってすごい励みになりました。

 確かに出直しっていうのは、私は組織も政党もまったく応援がないので大変厳しい戦いだと思いますけど、それでもやっぱり挑戦したいというふうに思いましたね」

────実際に街頭に集まった聴衆の方々に話を聞くと、初めて政治に関心を持ったという人が結構いた。いまネットを中心に、新しい支持層が徐々に増えているようだが、それについてはどう感じているか。

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