《いま振り返る“嵐、大ブレイクの軌跡”》“明確な転機”となった『花より男子』、松本潤の勢いがほかメンバーにも波及 『VS嵐』で幅広い世代に人気が拡大
NEWSポストセブン / 2024年10月25日 15時58分
11月3日にデビュー25周年を迎える嵐。まさに国民的アイドルグループそのものである大野智(43才)、櫻井翔(42才)、相葉雅紀(41才)、二宮和也(41才)、松本潤(41才)の5人は、いかにして多くの人から愛される存在になったのか。25周年直前に関係者が明かす「Super Boy」たちの素顔と軌跡から、「嵐」という社会現象を読み解く──。1999年11月にデビュー曲『A・RA・SHI』はで華々しくデビューするも、その後はCDの売上も下がり、レコード会社を移籍するなど、低迷期と言われている。そこから、嵐はどうやって勢いを取り戻していったのか。関係者の証言で成長の軌跡をたどる。【全3回の第2回。第1回を読む】
転機は2005年10月に始まったドラマ『花より男子』(TBS系)だった。松本が主役の1人である、大財閥の御曹司・道明寺司を演じたドラマは平均視聴率19.8%を叩き出し、松本が急ブレーク。2019年1月24日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で櫻井はこう発言している。
「嵐の転機は明確にありました。松潤が『花より男子』に出たときです」
勢いはほかのメンバーに波及する。2006年、二宮がクリント・イーストウッド監督による映画『硫黄島からの手紙』でハリウッドデビューを飾り、櫻井は報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスターに就任。この年は嵐として初のアジアツアーも台湾、韓国で開催した。
さらに2007年2月、ドラマ『花より男子2(リターンズ)』の主題歌『Love so sweet』が『A・RA・SHI』以来の大ヒットに。同曲のB面で、ファンに愛される名曲『いつまでも』を作曲したシンガーソングライターの多田慎也さんは当時、嵐の「ブレーク前夜」を間近で経験し、嵐の持つ音楽性を確信していた。
「ちょうど嵐がスターダムにのし上がる頃で、作曲家界隈では“次に来るのは嵐に違いない”といわれていました。あの時代、アイドルの歌はプロモーションの道具になることが多かったですが、嵐はミュージシャンという印象が強かった」(多田さん)
その後も数々の楽曲を提供した多田さんは、5人をこう評価する。
「嵐は当時から“うたごころ”が素晴らしく、歌に込める気持ちや表情、目線が通常のアイドルと一線を画していました。作り手の“嵐ならこんなパフォーマンスをするんだろうな”という想像を必ず上回るので、曲を作っていて楽しかったです」
この記事に関連するニュース
-
《5人の素顔から読み解く「嵐」の人気》小倉智昭が“いいな”と感じた瞬間 根底にあるのは「5人が“嵐愛”にあふれていること」
NEWSポストセブン / 2024年10月26日 15時59分
-
《関係者が明かす「嵐」という社会現象》「オーラはあったが厳しい芸能界を生き抜くには“いい子”すぎる」華々しいデビューの後に待っていた低迷期
NEWSポストセブン / 2024年10月24日 16時12分
-
二宮和也、相葉雅紀と2人でセトリ作成も“知らなかった”松本潤が翌日並び替え「俺らも写真とか撮ってないから」
モデルプレス / 2024年10月22日 22時1分
-
嵐の活動休止会見で大野智の「活動を終えたい」に驚かなかった唯一のメンバーは? デビュー記念日の復活ライブは絶望的だが“松潤の願い”とは?
文春オンライン / 2024年10月22日 11時0分
-
二宮和也「いたわよ、、、隣に、、、」嵐メンバーとニアミス明かしネット興奮「エモいエモいエモい」
クランクイン! / 2024年10月10日 20時10分
ランキング
-
1「ティモシー・シャラメそっくりさんコンテスト」にまさかの本人登場
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月28日 12時17分
-
2「シティホテル3号室」金欠とバイトとライブの日々…キングオブコント12度目で初の決勝進出【芸人 貧乏物語】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月28日 9時26分
-
3泉房穂氏「日本のテレビ局は腐っている」とSNSに吐露…裏金自民とTV局は“握っている”のか
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月28日 6時30分
-
4筧利夫、「踊る大捜査線」時代は誰とも話せなかった 忘れられない室井&新城の初対峙シーン
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月28日 7時3分
-
5《バラエティー初出演》Koki,、芸能界でさらなる飛躍のための条件は「家族離れ」、 母・工藤静香は重鎮の懐に飛び込み魅力が拡散
NEWSポストセブン / 2024年10月28日 11時15分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください