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《特殊詐欺で実刑判決》ゴーカイジャー俳優が刑期を「約3年の休養期間」とX投稿し物議 ヤクザは刑務所を「別荘」「大学」と呼ぶ

NEWSポストセブン / 2024年10月25日 16時15分

「約3年の休養期間」と投稿し物議を醸した池田純矢受刑者(Instagramより)

 警察や軍関係、暴力団組織などの内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た驚くべき真実を明かすシリーズ。今回は特殊詐欺事件で実刑判決を受けた元戦隊ヒーロー俳優・池田純矢受刑者がXで刑期を「約3年の休養期間」と投稿、炎上している騒動について。

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 2023年10月12日、特殊詐欺事件に加担したとして逮捕され、実刑判決を受けた特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイシルバー役などで知られる俳優の池田純矢受刑者が、自身のXを更新した。約一年前、池田は仲間のグループと共謀し都内に住む60代の男性宅に警察官を装って訪問、男性からキャッシュカードを騙し取り、そのカードで現金150万円をATMから引き出したとして詐欺容疑で逮捕されていた。12日に更新したXでは、裁判で有罪判決を受けたことを謝罪とともに報告し、刑務所入りする前の心境を手紙で公開した。

 投稿した手紙の題名は「今でもファンでいてくれる貴方へ」。手紙を公開することで起こる炎上は「”燃えてなんぼじゃい!”」と主張。4枚からなる手紙は「どうもお久しぶりです」から始まり、「1年前のあの日の頃、多大なるご心配とご迷惑をおかけしました事、ここにおわび申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」とファンに謝罪。

「“司法上”僕は先日裁判で有罪判決を受け、これから受刑者の身分になります」「僕は今天涯孤独の身です」「訳あって貯金はゼロで、今は家すら特にないホームレスの身です」と身の上を語り、「待っている」というファンに向かって「これから約3年の休養期間ののち、第二章の幕を上げたい。その為の原動力をどうか僕に与えて下さい」と綴っている。「貴方だけが頼りです」「手紙を頂きたい」「面会へいらしてください」と願い、最後は「貴方からのお優しい愛の手を信じ、お待ち申し上げる次第にございます」と結び、サインしていた。

刑務所を「別荘」「大学」と呼ぶ理由

 昔、ヤクザ出身のある右翼団体の会長も、有罪判決で刑務所に収監されていた時のことを「別荘で休養していた」と言った。ヤクザは刑務所を「別荘」と呼ぶ。狭くて、自由のない場所を別荘というのは、社会の喧噪から隔離された静かな場所であり、郊外にあって広い屋敷のような建物だという意味からだと聞く。休養と表したのは、刑務所の中ではヤクザや右翼として実質的な活動ができないからだ。池田受刑者の手紙に別荘という言葉はないが、所属事務所を解雇された彼が、収監される期間をヤクザや右翼と同じく休養期間と言ってしまうところに不穏さを感じる。

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