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《自慰強要・動画拡散》いじめ疑惑の東京・宝仙学園、「さらなる炎上が危惧される」公表を取りやめた“謝罪文”

NEWSポストセブン / 2024年10月27日 11時13分

 なぜAくん一家は、学校側の連絡に応じなかったのか。

「息子が在籍中、学校側とは何度も話し合いを重ねてきましたが、こちらはメールに即返信したにもかかわらず向こうは何週間も返答がないことの繰り返しだったり、かと思えばいきなり『明日、学校に来られないか』と言われたり、とても負担を感じました。

 また、“再検討した結果、いじめの疑いがある重大事態として同私学部に報告するに至った”といいますが、私学部に報告する上で息子本人に一度も聞き取りがなかったことが引っかかっています。

 調査結果報告書で生徒間のやり取りには触れていても、息子を一番追い詰めた別室指導やPTSDになったことまでは記載がなく、やはり誠意を感じられません。

 将来的に学校側と再び直接やり取りする意思がないわけではないのですが、息子のこと以外にも問題を抱えている時期だったこともあり、学校から封書が届いてすぐ応答するまでの気力はありませんでした。また振り回されるのが怖い、という感情もあります」

 なお、宝仙学園が在校生や関係者向けに発信したコメントでは、最後に〈この文章がホームページに掲載されます〉と予告していたが、10月25日現在、同様の文章はホームページに掲載されていない。前出の学校関係者が明かす。

「実は9月中旬、在校生の保護者を対象とした説明会が行われました。校長や教頭らが報道について釈明しましたが、その中で、『さらなる炎上を繰り返すことが危惧されるため、弁護士との協議のうえで、ホームページへの掲載は取りやめる』と方針変更が伝えられました。どうやら“幻の謝罪文”となったようです」

 NEWSポストセブン取材班は、この説明会の音源を入手。後編では、その説明会の模様について詳報する。

(後編に続く)

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