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小泉今日子、中森明菜、松本伊代、堀ちえみ…令和に輝き続ける「花の82年組」 ドラマや音楽活動、現代アーティストとしても活躍中

NEWSポストセブン / 2024年11月3日 16時15分

80年代のアイドル界を席巻した「花の82年組」(早見優のブログより)

 1982年にデビューした「花の82年組」は1980年代のアイドル界を席巻し、令和となった今もなお活躍中だ。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、花の82年組の現在について綴る。

なんてったってキョンキョンだから心配はいらない

 50代、独身、実家暮らし……「出戻りの居候」をたびたび自虐するノエチを小泉今日子サン(58才)が好演しているドラマ『団地のふたり』(NHK BS)が話題ですね。

 小林聡美サン(59才)演じる幼なじみのなっちゃんとは共にアラ環ながら住人の中では若手ゆえ、気がつけば夕日野団地内のプチ事件の中心に。

 醍醐味はノエチとなっちゃんのアドリブではないかと思える自然な会話劇で、9月27日の『あさイチ』(NHK)の「プレミアムトーク」で見た小泉サンはノエチそのものでした。

 2015年に『株式会社明後日』を立ち上げ、2018年には36年間所属していた事務所を退社し、プロデュース業も精力的に始めた小泉サン。当時、彼女の方がゾッコンだとウワサされたパートナーの豊原功補サン(59才)とは最近、破局報道がチラホラ出ていますが、それもこれも“なんてったってキョンキョン”ですから。何にも心配いりませんね。

 そんな小泉サンが「花の82年組」でもっとも仲よしで、いわく「戦友っていうか同志」(『あさイチ』より)と呼ぶのは中森明菜サン(59才)。

 10月3日に放送された『Tne Coversスペシャル』(NHK)の「中森明菜ナイト!」では、ナレーターを同期のシブがき隊のモッくんこと本木雅弘サン(58才)が担当。明菜サンからも肉声メッセージが届き、「歌い継がれること、歌い継ぐこと」「いま、そしてこれから」への想いが優しい声で語られました。未公開の近影写真も話題になりましたよね。

 この数年、明菜サンについてはリスタートするのかと思うと、また体調不良で休養するとの報道が何度かあったものですが、もう大丈夫なのでは?

 その背景にはデビュー40周年を機に、同期のみなさんが精力的に音楽活動を再開したり、記念のCDを発売していたことが大いなる励みになったのではないかと思われます。

 意外かもしれませんが近年、もっとも歌と真摯に向き合っている「82年組」は松本伊代サン(59才)なのです。

 アイドル時代、特徴的な鼻にかかった声は美しいとはみなされず、うまいという評価もなかった伊代サン。でも、当時からその声を評価していらしたのは作曲家の筒美京平さん(享年80)と作詞家の湯川れい子さん(88才)だったのです。そして、現在も作曲家で編曲家の船山基紀さん(73才)がプロデュースする伊代サンのライブは著名なミュージシャンの演奏やAMAZONSのコーラスが見事にハマる大人のライブそのものなのです。

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