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藤本美貴&庄司智春、近藤千尋&太田博久…活躍する“理想の有名人夫婦” 野々村友紀子など「大黒柱は妻」パターンも

NEWSポストセブン / 2024年11月13日 7時15分

“推し”といえば、全力で応援したくなるのが近藤千尋サン(34才)。8月に第3子を出産した直後に、夫の太田博久サン(40才)の「ジャングルポケット」がトリオからコンビになりました。それでも10月10日に登壇した食料品メーカーのイベントでは「うちは何があっても常に笑顔で」と家庭内でのポリシーを気丈に明かしたのです。

 11月1日には『ラヴィット!』(TBS系)にも復帰し、久々の夫婦共演を喜んだ太田サンも「帰って来ましたので、皆さん、安心してボケていただいて。何やっても拾ってくれるんで」と“芸人の嫁”としてミキティに勝るとも劣らないポジションに君臨する近藤サンをたたえていらっしゃいました。

俳優と女優夫妻は互いの仕事量が気になってしまう

 ご本人が元芸人さんだけに、お笑い界隈の事情を熟知し、現在は放送作家の肩書でコメンテーターやパネラーとして大活躍なのは野々村友紀子サン(50才)です。

 夫は「2丁拳銃」の川谷修士サン(50才)で、もともと野々村サンは夫の相方・小堀裕之サン(50才)をマシンガントークで“公開説教”する芸(!)が認められていまに至ります。

 放送作家としては、小堀サンがギターの弾き語りや十何本もあるハーモニカを吹き分ける暇があったら「ちゃんとネタをやれ!」と思ってしまうのでしょうね。しかもそれを“夫婦漫才”と勘違いしている、つまり小堀サンと野々村サンが夫婦だと思っているかたが少なくないことも野々村サンは不満だそうです。

 その野々村サンが昨秋、女性誌のWebサイトで『「妻が大黒柱」で家庭がうまくいく秘訣』というタイトルの特集に出ていらっしゃいました。ご主人に対し、《修士くんが家で頑張ってくれているから、仕事に集中できる》と感謝を伝え、《お互い尊敬し合っていれば誰が大黒柱になっても変わりません》とも言っておられるのを読んで、目からウロコでした。

 芸能人同士の結婚となると、男性側の収入が女性のそれより高いとは限らず、どちらかの仕事がパッタリ途絶えてしまう場合も少なくないのです。特にコロナ禍は堪えたことと思います。

 この文脈でいうと、女性芸人でママタレの筆頭をいく横澤夏子サン(34才)や、見ない日どころか見ないときがないアンミカさん(52才)らがあれだけ忙しく仕事をこなせているのは理解のあるご主人のおかげなのだろうなと。

 そして昨今激増した、共演をきっかけにゴールインした俳優さんと女優さんのご夫妻についても、共に表現者であるだけに、互いの仕事量が気になってしまうことでしょう。いやはや“いい夫婦”と言われるためにはハードルがたくさんあるようですね。

 そういえば先日、渡辺えりサン(69才)がスポーツ紙のインタビューで、“理想の夫”としてNHK連続テレビ小説『虎に翼』の岡田将生サン(35才、寅子の再婚相手・航一さん)を挙げていらして、ものすご〜く納得してしまいました。妻のキャリアアップを邪魔しない王子様ということですね。

「芸能界きってのおしどり夫婦として知られ」というフレーズのように、「妻は芸能界きっての大黒柱として知られ」と紹介される“理想の有名人夫婦”も出てくるのかもしれません。個人的にも期待しちゃいます。

構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!+』(メ〜テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

※女性セブン2024年11月21日号

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