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《韓国に出現した『第2の大谷翔平』》小学6年生にして182センチ・100キロ…野球少年パク・ソクヒョンくんの「最高球速」

NEWSポストセブン / 2024年11月9日 11時15分

182センチ・100キロと、大谷翔平とすでに並ぶ体格(『MBC Sports+』公式YouTubeより)

 10月28日、韓国・大田広域市内の『ハンファ生命イーグルスパーク』で決勝戦が行われた「第10回パク・チャンホ杯全国リトル野球大会」。同大会において過去3年間で21回決勝戦に進んでいる強豪チームの仁川(インチョン)西区リトル野球団が仁川南洞区リトル野球団を6−5で下し、優勝した。

 両チームが一進一退の攻防を続け、盛り上がりを見せた決勝戦だったが、この日ひときわ観客の目を引く少年の姿が球場にあった。スポーツ紙記者が解説する。

「話題になったのは仁川西区チームに所属するパク・ソクヒョンくん(12)です。10月31日、韓国の大手テレビ局『MBC』が公式YouTubeチャンネルで彼のプレー動画を投稿したことで、日本のスポーツ紙も記事に取りあげ一気にその名が野球ファンの間に知れ渡りました。

 身長182センチ、体重は100キロと小学6年生ながらすでに日本のプロ野球選手並みの体格を誇り、試合では相手チームから敬遠される場面も。決勝戦では一番打者を務め、最終的に2本のホームランと2盗塁で優勝に大きく貢献しています」

将来は“二刀流”も?

 小学生らしからぬ体格から、現地メディアや日本のスポーツ紙から「第2の大谷翔平」と呼び声が高いパクくん。韓国のSNS上でも〈わが国も大谷のような選手がでてきた〉〈どこのチームに行くんだろう〉と、今後の活躍に期待を寄せるコメントが相次いでいる。

 大谷翔平は193センチ、95キロ。それに並ぶほどの身体に恵まれたパクくんとはいったい何者なのか。

「韓国メディアの報道によれば、パクくんの父親の身長は190センチ。父親は高校生の時までレスリング無制限級の選手でもあったそうで、パクくんの体格と運動神経は親ゆずりのものがあるのかもしれません。

 韓国でリトル野球のチームに入るのは小学3〜4生になってからが一般的ですが、パクくんは『仁川西区リトル野球団』の監督にその体格のよさを認められ、1年生のころから野球を始めたそうです。当時は144センチだった身長も5年間で40センチ近く伸び、昨年からチーム内で頭角を現すようになったといいます」(同前)

 韓国のメディア『中央日報』が11月7日に行なったパクくんへのインタビューでは「大谷翔平は本当に尊敬する選手です」とも語った彼は、“二刀流”の道も志しているようだ。

「主なポジションはライトですが、投球練習も行なっているそう。『中央日報』の取材では『最高球速は118キロ。投手と打者すべてをやってみたい』と話しています。将来は大谷選手と“二刀流”として肩を並べる日が来るかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)

 今後、野球選手としてどんな道を歩んでいくのか。パクくんの挑戦は始まったばかりだ。

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