1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

【名門暴力団が“闇バイト”に組織的関与か】世間の喧騒も「何で大騒ぎしているんだ」とヤクザたちが涼しい顔のワケ…「ガサ入れなんて珍しくもない」

NEWSポストセブン / 2024年11月14日 7時15分

 報道を調べると、確かに「オレオレ詐欺」による事務所の家宅捜索は珍しくない。六代目山口組に至っては、山口組系組員らによる「オレオレ詐欺」の被害者3人が、「トップに責任がある」として司忍組長へ損害賠償を求める訴訟を起こしていた。一審で賠償命令が下り、司組長側は控訴していたものの、今年6月14日に司組長側が約3200万円の和解金を支払っている。別の在阪暴力団幹部もこう口にする。

「『オレオレ詐欺』をやっている組員なんて珍しくもない。もちろん組織としては“やってもいい”なんて堂々と言うことはないし、逮捕されれば処分はする。ただ、上納金のために見て見ぬフリをしているところがほとんどじゃないか。頭の働く一部の組員は投資などで儲けているが、少なくない組員がクスリの売買や『オレオレ詐欺』など違法なシノギで収入を得ているのが実情だ」

 しかし、今回の道仁会への捜査の展開次第では「事態が大きく変わる」と、前出・広域暴力団二次団体幹部は指摘する。

「同じ『闇バイト』にまとめられるが、“タタキ”といわれる強盗、強盗致傷だけはどの組織も厳しく禁止しているはずだ。世間を騒がした“ルフィ”一味の際に、多くのヤクザ組織が警察からより厳しく見られるようになった。もし関与していたとなれば組織が取り潰しになってもおかしくないため、ルフィ騒動の後に多くの組織は“絶対にやるな”と厳命しているはずだ。もし捜査で道仁会が“タタキ”に組織的関与をしていたことがわかったら大変なことになる」

 市民も暴力団も捜査の展開を注視しているのは間違いないようだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください