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“熱ではなく風量で水を飛ばして、速乾とツヤ髪を実現”がコンセプトのスティック型ドライヤー 人間工学に基づいた形状で腕の負担も軽減

NEWSポストセブン / 2024年11月27日 16時15分

『Noend エアーブロースティック』/3万4800円

 商品企画や開発などを行う「No.」が展開する“人生の質を変えるプロダクトを生み出す”ライフスタイルブランド「Noend」。話題のヘアドライヤーを紹介する。

 まず目を引くのは、そのストレートなフォルムだ。

「人間工学に基づいた三角の形状で、握るとしっくりなじみます。本体重量は330gと軽く、腕の負担を軽減します」(同社代表取締役の浅川一輝さん・以下同)

 風は上部の縦幅約7cmの吹き出し口からワイドに広がり、温風が髪全体にまんべんなく当たる。また、ドライヤーの熱による傷みを抑えるには、温風の吹き出し口と髪との距離を20cmほどとる必要があるが、「一般的なL字型ドライヤーはノズルとの距離が近づきがちですが、スティック型なら意識せずとも適度な距離を保てます」。

 温度設定にもこだわった。一般的なドライヤーの温風は100〜120℃程度だが、本製品は5つのモードを用意。カラー剤が流出しにくい「カラーキープモード」(60℃)、低温の風で健康的な地肌に導く「スカルプモード」(90℃)、スタイリングしやすく、つやを出す「ツヤモード」(120℃)、冷風でキューティクルを引き締める「コーティングモード」(冷風)、温風と冷風を自動で切り替える「温冷循環モード」だ。

「髪の主成分であるたんぱく質は熱ダメージによって硬く変性したり、カラーの色落ちが早くなってしまいます。とはいえ、単に温度を下げるだけではドライに時間がかかってしまう。そこで“熱ではなく風量で水を飛ばして、速乾とツヤ髪を実現”というコンセプトを掲げ、1分間に11万回転する高速モーターを開発。最大風量3.05立方メートル/分、最大風速62m/秒の大風量によってドライ時間を最大50%短縮(自社従来品との比較)しました」

 ショートは2分半、セミロングで5分、ロングなら10分程度が目安となる。

 加えて上部から1億個/立法センチメートルのマイナスイオンを放出。静電気を防ぎ、髪につやを与える。また、別売りのマグネット式アタッチメントブラシ(掲載画像)を装着すれば、ブロードライヤーに早変わりだ。

「プレート部分に遠赤外線コーティングを施しており、スタイリングの際、髪に熱がすばやく伝わります。マイナスイオンと遠赤外線効果によって、まとまりやすさも実感できます」

 1台2役のスリムなボディーは持ち運びしやすく、年末年始の旅行にもおすすめだ。

【DATA】
『Noend エアーブロースティック』/3万4800円
本体サイズ/幅40×高さ290×奥行き50mm
重量/330g(電源コード除く、ヘアブラシ除く)
カラー/シルバー、ブラック、ホワイト
風量/強:約3.05立方メートル/分、中:約2.75立方メートル/分、弱:約2.20立方メートル/分。ブラシにはレモンユーカリの天然精油を含むカートリッジが付属。

『Noend エアーブロースティックヘアブラシ』/3980円

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2024年12月5日号

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