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《慶應SFC時代の“一軍女子”素顔》折田楓社長、PR会社を創業するに至った背景「SNS投稿した女子アナ親友とのプリクラ」「マスコミ志望だった」兵庫・斎藤知事の虚偽指摘に求められる説明責任

NEWSポストセブン / 2024年11月28日 16時30分

主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)

 斎藤元彦知事(47)の再選に沸いた兵庫県知事選。当選の興奮冷めやらぬ11月20日、PR会社「merchu(メルチュ)」の女性社長・折田楓氏(33)がメディアプラットフォーム・note上に〈兵庫県知事選挙における戦略的広報〉という記事を投稿。

「広報全般を任せていただいていた」として選挙戦におけるSNS戦略を赤裸々に明かしたが、投稿の内容が事実で報酬が支払われていた場合、公職選挙法の「買収」にあたるおそれがあるとして、大炎上を招いている。

 斎藤知事は定例会見において、「ポスターの制作費などで70万円を支払っただけ」「(SNS運用は仕事ではなく)ボランティアだという認識だった」などと述べ、公職選挙法に抵触することはないという認識を示している。

 さらに11月27日には斎藤氏の代理人弁護士が記者会見し、折田氏のnote投稿について『SNS戦略を依頼した、広報全般を任せたというのは事実ではない』『(事実を)盛っていると認識している』などと述べている。

 折田氏の会社は2017年創業で、大企業とのコンペに勝ち抜き、複数の地方自治体から仕事を受注するなど、存在感を放ってきたことは確かだ。ところが今回、折田氏は自身の情報発信が騒動になると、前出・note内の記事やSNS戦略を記した提案資料も削除している。さらに、メディアの取材に「(弁護士に)答えるなと言われている」 と口を閉ざすばかり。斎藤氏の代理人弁護士が「虚偽だ」と指摘している以上、折田氏にも説明責任が求められている。

 騒動のキーマンとなっている折田氏とはどんな人物なのか。

「映え」に対するあくなき探究心

 折田氏がnote開設時に公開している自己紹介によると、彼女はフランス留学を経て慶應大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に入学。卒業後はフランスの大手銀行BNPパリバに就職し、東京支店で働いた後、同社創業に至った。大学時代の同級生が、当時の折田氏について語る。

「大学時代、彼女はバスケサークルに所属するなど、“一軍女子”として目立っていました。Facebookで“今日はここでランチしました”と一人1万円はくだらない店に通っている様子を投稿したり、友人にSNS投稿用の映える写真を撮ってもらったりしていました。ネット上で“承認欲求が強い”と言われているのはそうかもしれませんが、別に偉そうにする素振りはなかった。誰とでも仲良くできる本当に育ちが良いお嬢様という印象です。学生の時から、ヴィトンを身にまとっていました」

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