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《もう2度と呼ばれないな…》『イッテQ』出演の号泣芸人・武井ドンゲバビーが最後を感じたシーン、過酷ロケで今も抱える「海が怖い」のトラウマ

NEWSポストセブン / 2024年12月15日 10時58分

──いや、笑えないです(笑)。

「カリブ海のベリーズという国にあるバリアリーフ(サンゴ礁地帯)では、何匹ものサメに囲まれながらロケをしました。僕は撮影ポイントまで小さな船で行って、ひとりで海のど真ん中に下ろされて空撮のヘリが到着するのを待つんです。船は映らないように、遠くまで離れていっちゃう。しかし、待てども待てどもヘリが到着しないんですよ。

 不安になって水中メガネで海のなかを見たら、めちゃくちゃデカいサメが7~8匹グルグル下の方で泳ぎ回ってる。結局、40分近く浮き輪につかまってヘリの到着を待ったんですけど、サメは嗅覚が鋭くてアンモニア臭に反応して寄ってくるとも言われているので、怖くておしっこもできなかった」

──ケガどころか、命がけじゃないですか。

「コーディネーターさんは『襲わないサメだから大丈夫』って言うんですけど、『この数年で、水中カメラマンが2名ほど帰ってきてないだけ』って。ちゃんと食われてるじゃないですか(笑)。あれ以来、ちょっとしたトラウマになって、湘南や千葉の海で海水浴をしていても、足がつかないところには行けなくなりました」

──「お祭り男」や「カレンダープロジェクト」にも出演し、存在感を示していた武井さんの復帰を期待している『イッテQ』ファンは多いと思います。

「最初の頃は、多いときで月に2回ほど海外ロケに行っていました。それが、2年目で月1回になり、3年目では2カ月に1回。徐々に呼ばれる回数が減っていき、『まずいな、まずいな』という焦りはずっと感じていましたね。でも、その打開策がなかなか見つけられず、『超田舎に泊まろう』の企画も約3年で終了。

 ロケで固定チームが組めないとか、環境のせいにしてしまっていた部分もあったかもしれないです。ただ、全部ひっくるめて自分の実力や運なんですよね。自分が飛び抜けた存在になれていたら、環境なんか関係なく呼ばれているはずです」

──2021年、7年ぶりに『イッテQ』に出演されたシーンは、驚きました。

「『お祭り男』の助っ人として、4年ぶりのチャンカワイ(44)と一緒に出演させていただいたんですけど、大輔さんが働きかけてくれていたようです。ただ、あのロケは自分が全然ダメで明らかにスベってました。久しぶりに呼んでもらえたということで、『結果を残さなきゃ!』と思うあまり、考えすぎて萎縮してしまった。大輔さんやチャンのコメントを邪魔しないように消極的になったり、空回りしてタイミングを間違えて飛び出したり……。

 ロケが終わった瞬間に、『あぁ、もう2度と呼ばれないな』って思いました。悔しかった。あそこできっちりホームランを打っていたら、その後も呼ばれているはず。芸能界ってそういう場所なので、甘くはないです」

──仮にまた『イッテQ』に呼ばれたとしたら、残してしまった悔いを晴らすべく、どんなことをやりたいですか。

「今の僕で、もう一度『超田舎に泊まろう!』がやりたいですね。結婚して子どももできて、あの頃とは違う責任を背負いながら日々仕事をしているので、同じ旅をしたとしても現地の人たちと交わす言葉やリアクションも変わってくると思う。たぶん、もっと泣くんでしょうけど」

 第3回記事では、『イッテQ』を離れて始めたYouTube活動、アパレル、飲食など多方面でのビジネス展開、そして武井さんを二人三脚で支える美人妻について語っている。

(第3回に続く)

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