大河ドラマ出演の笑い飯・哲夫「密かに朝ドラをねらってます」 M-1グランプリ“期待の関西勢コンビ”は「いますけど、名前はあげられないですね」
NEWSポストセブン / 2024年12月15日 15時59分
今春に2度目の上方漫才大賞を受賞し、単独ツアー「笑い飯の漫才天国」を控えるお笑いコンビ・笑い飯は、漫才や大喜利のほかにも、演技の仕事など活躍の幅を広げている。哲夫(49)と西田幸治(50)の2人に、決勝が近づくM-1グランプリについても聞いた。(前後編の後編。前編から読む)
* * *
──最近、哲夫さんは急激に活躍の範囲を広げていますよね。昨年、大河ドラマ『どうする家康』にも出演していました。儒学者の林羅山役で。
哲夫:いっぺん、お寺巡りの番組をやってたことがあって。それを観てくれていた人が、あいつがええんちゃうかって推薦してくれたみたいです。去年は久々に大河ドラマを1話から全部観てたんですよ。おもろいな、と思って。そしたら出演の話があったので不思議な縁やなと思いましたね。
──前々から決まっているのではなく、始まってから途中でオファーを受けるわけですか。
哲夫:そうなんです。マネージャーから「大河ドラマからオファーがあったんですけど、断っておきましたから」って言われて。なんで断るの? と。
──勝手に?
哲夫:丸刈りにするのがマストの役だったので絶対に「嫌や」って言うと思って、って。いやいや、そんくらいするで、って。ほんで、出ますって言い直してもらったんです。
──西田さんもNetflixの『トークサバイバー』に出ていましたよね。あれもお笑い番組だけど、ちょっとドラマっぽいつくりで。
西田:ダントツ、下手でしたね。もうセリフを言うだけで必死で。周りの人に散々言われましたから。下手やな、って。
「塾の経営」「地元・奈良テレビのレギュラー」
──哲夫さんは教育者としての顔も認知されるようになってきました。以前から格安の塾を運営していて。ああいう面が知られてしまうというのは芸人としてはちょっと困るんだよなというのもあったのですか。
哲夫:それはありましたよ。だから、表立っては言っていませんでしたし。ただ、取材させて欲しいということだったのでね。もう人生も折り返し地点まで来たので、ええかな、と。お陰で仕事の幅も広がったので、ありがたい話ですよ。
西田:僕は10月から、奈良テレビでブラブラしながら大喜利をする番組(『笑い飯西田のてくてく大喜利』)が始まりまして。
──それは関西圏だと観られるんですか。
西田:いえ、奈良だけです。
──あ……、そうなんですね。奈良は2人の地元ですもんね。
哲夫:僕は密かに朝ドラをねらってるんですよ。メッセンジャーの黒田(有)さんが朝ドラの『ブギウギ』に出たことで今、再ブレイク中なんです。朝ドラに出ると犯罪者のイメージもすっかり払拭されるんやな、と(笑)。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【「笑い飯」インタビュー】2度目の上方漫才大賞は「一応、ねらってはいた」 西田幸治は50歳になり「歯が3本なくなりました」
NEWSポストセブン / 2024年12月15日 11時13分
-
漫才に農業「6足のわらじ」 笑い飯・哲夫さん、なぜしめ縄作り?
毎日新聞 / 2024年12月10日 16時56分
-
ミルクボーイ(2)M-1優勝で仕事急増のはずがまさかの事態に…未曾有の出来事が及ぼした影響とは?
スポニチアネックス / 2024年12月9日 15時42分
-
ケンドーコバヤシ、『座王』武道館イベントにプレイヤー参戦「“イス取り”の真髄を見せる!」
マイナビニュース / 2024年12月6日 6時0分
-
「胸熱…」20回記念『M-1』ポスタービジュアル、例年との“決定的違い”にファン絶賛の嵐
週刊女性PRIME / 2024年11月24日 11時0分
ランキング
-
1夫と別居中、一人暮らしの上沼恵美子 中山美穂さんの訃報に「人ごとやない」入浴も神経質に
スポニチアネックス / 2024年12月15日 15時3分
-
2「西野カナは該当しない」紅白の“基準”にまたも疑問符、9年連続出場も指摘された“実績”の有無
週刊女性PRIME / 2024年12月15日 12時0分
-
3M-1審査員9人発表、松本人志の復帰はなし 大幅変更で大半が「中堅芸人」...スッキリしないの声も
J-CASTニュース / 2024年12月15日 15時6分
-
4フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月15日 9時26分
-
5中山美穂さんの主演作「眠れる森」に再び注目…長らく再放送がなかった"背景"と絶頂期のキムタクを求める声
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月15日 9時26分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください