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蛯名正義・調教師が解説「馬のスピードは持って生まれたもの」高める調教はないが距離を持たせるノウハウはある

NEWSポストセブン / 2025年1月6日 16時15分

 また、騎乗した印象として「柔らかい」という言い方をすることがありますよね。すべての馬がそうだということではありませんが「かたい」馬は、ざっくりいえば距離が持たないことが多いというのが一般的です。スピードを高める調教はありませんが、ある程度スタミナをつけて距離を持たせるような調教のノウハウはあります。ただ距離が持つかどうかは、走り方より気質の方も関係してきますね。おとなしくて融通性があれば、調教の意図を吸収してくれるかもしれません。

【プロフィール】
蛯名正義(えびな・まさよし)/1987年の騎手デビューから34年間でJRA重賞はGI26勝を含む129勝、通算2541勝。エルコンドルパサーとナカヤマフェスタでフランス凱旋門賞2着など海外でも活躍、2010年にはアパパネで牝馬三冠も達成した。2021年2月で騎手を引退、2022年3月に52歳の新人調教師として再スタートした。この連載をベースにした小学館新書『調教師になったトップ・ジョッキー~2500勝騎手がたどりついた「競馬の真実」』が発売中。

※週刊ポスト2025年1月17・24日号

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