《2025年のプロ野球展望》平松政次氏×江本孟紀氏 分業制の定着で投手力は低下、「バウアーが投げまくって20勝すれば日本の野球が変わりますよ」
NEWSポストセブン / 2025年1月8日 6時59分
平松:秘かに注目しているのは、DeNAとの再契約が噂されているトレバー・バウアー(33)。2023年シーズンは5月~8月だけの登板で10勝を挙げ、しかも中4日が多かった。バウアーが日本球界に復帰して、中4日で33~34試合ほど投げまくって20勝してくれると、日本の野球が変わってくるかもしれない。
江本:確かに先発完投投手が復権するかもしれないね。でも、出戻りのバウアーに期待するのは情けない。日本人にいないのかと大きな声を出したくなるよ。こんなオチでええんか(笑)。
(前編から読む)
【プロフィール】
平松政次(ひらまつ・まさじ)/野球評論家。1947年、岡山県生まれ。1967年に大洋に入団。通算201勝のうち4分の1以上にあたる51勝を巨人戦であげ、「巨人キラー」として名を馳せた。現在は沢村賞の選考委員を務める
江本孟紀(えもと・たけのり)/野球評論家。1947年、高知県生まれ。1971年に東映入団。1972年に南海に移籍しエースとして活躍。1976年に阪神に移籍し、1981年の引退後は参議院議員、タレントとしても活躍。近著に『ミスタードラゴンズの失敗』(扶桑社)
※週刊ポスト2025年1月17・24日号
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