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《高視聴率記録》中居正広出演シーン全カットの日テレ『仰天ニュース』、“MC不在”の4時間に編集した制作サイドに業界内で上がる「すごすぎ」の声

NEWSポストセブン / 2025年1月8日 16時15分

1月7日放送の『ザ!世界仰天ニュース』では中居正広の出演シーンが全カットされていた(番組公式HPより)

 女性との深刻トラブルが報じられた中居正広(52才)の出演番組について、フジテレビやTBSが昨年末から“収録延期”や“差し替え”の判断をするなか、12月27日の『ナカイの窓 復活SP』を通常通りオンエアしていた日本テレビ。1月7日放送の『ザ!世界仰天ニュース』についても、6日の時点で「適切な対応をいたします」とした後、7日放送前までに「総合的に判断し、中居正広さんの出演シーンはカットして放送します。なお中居正広さんとの対話の中で、私たちの判断をお伝えしたところ、中居さん御本人からも同様の申し出を受けております」とのコメントが発表された。

 果たして、多くの視聴者や業界関係者が見守った『ザ!世界仰天ニュース4時間SP』では中居の姿はもちろん、リアクションや笑い声さえもが全カットされていた。

「いったい、どんな編集になっているのかが関係者の間でも大きな話題になっており、7日の夜は他局の制作や編集所に置いてあるテレビが日テレにチャンネルを合わせていたようです。スペシャル番組だったので、通常とは異なるセットで、上手(かみて・画面向かって右)にはヒロミさんや小泉孝太郎さん、指原莉乃さん、3時のヒロイン、ゆうちゃみさん・ゆいちゃみさん姉妹ら13人もの豪華ゲストが2列に並んでいました。

そして下手(しもて・向かって左)には笑福亭鶴瓶さんと中居正広さんが立ちで進行していたのですが、中居さんの姿をカットするため、鶴瓶さんも多くのシーンで映っておらず、Xでは『もらい事故』とのポストも目立ちました。まさにその通りですし、同日は『阪神・淡路大震災』の被害を改めて検証するVTRがあり、被災者でもある鶴瓶さんや安田大サーカスの団長の目線で振り返る内容でしたから、制作側としては鶴瓶さんの姿やコメントはできるだけ残したかったでしょう。それでも全体的にはMCが不在に見える4時間でしたね」(放送作家)

『中居の出演部分がどうなっているか?』で見続けた視聴者も

 他にも、好評のダイエット企画や、かつてテレビ番組の収録で大やけどを負ったヒロミが回復するまでの再現など年始のスペシャルだけに力の入った内容で、結果、世帯視聴率は12.0%、個人視聴率は7.4%という高視聴率を記録した(ビデオリサーチ・関東地区)。

「中居さんの出演部分がどうなっているかという興味で4時間見続けた視聴者も多かったと思いますよ(苦笑)。制作側の工夫が見えたのは、MC側の画面を縦に切り、鶴瓶さんの姿だけを残して、中居さん側を映像画面で潰したことです。ゲストには中居さんと親しいヒロミさんや指原さんが居ましたから、当然、トーク中には中居さんの合いの手や笑い声が入っていたはずです。

でも、それらも見事に編集されていた。たとえばヒロミさんのトークに中居さんの声が被っている箇所では、ヒロミさんの口元は動いているのに声もろともカットアウトや、上手にフェードアウトされていました。短期間でこれだけ見事に“中居さん外し”を具現化した日テレの編集マンとディレクターには業界内から『すごすぎた』との喝采があがっています」(バラエティ番組プロデューサー)

ひな檀のゲストでは不祥事で過去に編集されたケース

 さらに、MCが後方のひな壇ゲストを背負うようなセットだったり、MC側にもゲストを置くようなスタイルだったりしたら編集は難しかっただろうという指摘もある。そこで思い出されるのは、2016年9月7日の『1周回って知らない話』(同)だ。

「それまで5回、特番で放送され、やっとレギュラーとなった初回のことでした。この番組はMCやゲストの後方にひな壇があり、その中央に座っていたのはある大物女優の二世でした。彼はオンエアの2週間前、映画のロケ先で不祥事を起こし、番組はお蔵入りの可能性もありましたが、ひな壇のセンターに座っていた彼の姿を塗りつぶすような編集で放送したのです。視聴者からは『お地蔵さん?』とか『埴輪?』などと揶揄され、極めて不体裁なものでした」(テレビ関係者)

 他にも、『踊る!さんま御殿!!』(同)に代表される“ひな壇番組”には、タレントの不祥事により、オンエアが延期されたり、不自然な編集作業が施されたりするケースがこれまでに何度かあった。

「ある大物俳優の息子が不祥事を起こしたときは、収録していた『踊る!さんま御殿!!』で、『座り位置が最下手だったので、なんとか編集できた。あれが前列中央だったら、どうなっていたか』とスタッフがボヤいていました。ずいぶん古い話ですが、漫画家の蛭子能収さんが4か月活動を自粛していたときにも収録済みだったバラエティ番組が謹慎明けまで放送延期になったことがありました」(バラエティ番組スタッフ)

 とはいえ、これらの例は、ひな壇に座るゲストの話。今回の中居のケースはすべて彼の冠番組、あるいはMC番組である。

 新たなMCに岡田准一を迎え、初回は田原俊彦と植草克秀がゲストで既に収録済みの『だれかtoなかい』(フジテレビ系)は1月12日の放送から当面の間、休止されることがフジテレビより発表された。収録が延期になったままの『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)や『THE MC3』(同)、『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)。そして『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)が今後どのような対応をしていくのか。各局の動きを視聴者も業界も見守っているところだ。

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