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【法政大学・韓国籍女子学生ハンマー暴行事件】「日本語が上手くなりたい。もっと話したい」容疑者がボランティアで見せていた留学生活の“苦悩”

NEWSポストセブン / 2025年1月14日 17時25分

韓国籍の女子学生のユ・ジュヒョン容疑者(共同通信)と事件が起きた法政大学・多摩キャンパス(時事通信フォト)

 1月10日、東京・町田市にある法政大学・多摩キャンパスで、授業中に韓国籍の女子学生のユ・ジュヒョン容疑者(22)がその場にいた学生らをハンマーで殴り、傷害容疑で現行犯逮捕された。

 ユ容疑者は「日頃からいじめを受けて、軽くみられていたと思っていた。学生たちを殴るしか解決方法がないと思った」などと供述している。大学生の男女8人が次々とハンマーで襲われたが、被害学生たちは容疑者について「自己紹介をした程度」、「4~5回くらい講義が一緒になったくらい」などと話しているという。

「まさか、こんなことをするような子には見えませんでした」と話すのは、昨年に1週間のボランティアを共にしていた女子学生A氏。

「ボランティアに参加したとき、彼女も参加していました。初日に、各々自己紹介をするタイミングがあって、それぞれ参加したきっかけを発表しました。ユさんは『日本語が上手くなりたいから。もっと日本語を話したいから』と話していました。日本語を学ぶ意欲は高い印象がありましたが、彼女のモチベーションがどこからきていたのかはいまいち分かりません」

「普段から課題に追われていた」

 犯行当日に見せた容疑者の凶暴な姿は、ボランティアの時の印象とまったく違うものだったという。

「ボランティア中は、高圧的な様子もなかったし、逆にシャイっぽい感じも受けませんでした。一緒におしゃべりしていましたが世間話はあんまりしませんでしたね。授業とか課題のことだけ。

 おしゃべりしている間も、授業の振り返りとして教授に提出する『リアクションペーパー』を黙々と書いていたことが多かった。いつも『リアペヤバい!』って言っていましたね。『日本語で書かなきゃいけないし、難しい日本語もあるから大変』って。普段から課題に追われていた印象です。

 ボランティアが終わったときは『あっという間だったね(笑)』と話すくらいで、そのあと遊びに行こうとか、また会おうねとかと誘われたりはしませんでした。淡々と終わった感じで。

 なので、その後、特になにか関わったりすることはなかったんですが、報道が出たときに、久しぶりに他の子から『これってあの子じゃない? びっくりなんだけど』と連絡があって、私もまったく同じ気持ちでした」(A氏)

 ボランティアに参加し、真面目に授業に取り組む姿が目撃されていた容疑者が一体なぜ、同じ学生らを凶器で襲うことになったのだろうか。

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