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浅野ゆう子×横山剣「堀越高校同級生」対談 「男女の会話で停学」の厳しい校則、仕事だとウソをついて新宿へ…交わることのなかった青春の日々を明かす

NEWSポストセブン / 2025年1月22日 7時13分

横山:芸能コースの生徒は、仕事の都合で早退することが多かったですね。

浅野:校門を出る時は、いったん振り返って一礼しなければならない。そんな校則がありました。

横山:浅野さんが頭を下げている様子、教室の窓から見えましたよ(笑)。

浅野:私も郷ひろみさんと、野口五郎さんが一礼しているところを目撃したことがあります。

カミソリ入りの手紙

横山:浅野さんは中2の時、区立中から堀越中に転校したんですよね。

浅野:堀越に転入して1年間ぐらいは、事務所の方に「仕事の都合で早退します」という書類を書いてもらって、真面目に提出していたんですよ。

横山:そういう手続きが必要だったんですね。

浅野:けれど、2年目ともなると、自分で勝手に書類を出して、そのまま新宿に行って遊んだりもしてました(笑)。

横山:不良ですね(笑)。新宿というと、どんなところで遊んでました?

浅野:紀伊國屋書店の裏に、アドホックっていうビルがあったじゃないですか。あそこのサンリオショップに行って、キティちゃんのグッズをじーっと眺めてましたね。

横山:かわいい!

浅野:それから、シェーキーズでピザを食べて。そんな女子高生でした。

横山:当時、流行っていた歌舞伎町のディスコなんかには、足を運んだりしなかったんですか。

浅野:プライベートで通うことはありませんでしたけど、新曲のキャンペーンでは、当たり前のように深夜のディスコに出演していましたよ。まだ高校生だったのに(笑)。

横山:さすがディスコ歌謡の女王! 浅野さんが高1の4月にリリースした『セクシー・バスストップ』は筒美京平さんがジャック・ダイアモンドなる外国人風の変名で作曲した珠玉の名曲です。

浅野:おかげさまで、私の人生で最も売れたシングルとなっております(笑)。オリコンでは12位まで上昇いたしました。

横山:しかし、このレコードのジャケット、何でまた、写真じゃなくってイラストなんですか。当時の浅野さんといったら、10代とは思えない、抜群にセクシーなビジュアルが売りだったはずなのに。

浅野:女性の反感を買うことを恐れたんでしょうか。「髪を切れ」と命じられたのも、この頃でした。

横山:突然短髪に変えたので、驚きましたよ。

浅野:見た目が大人びていたからか、テレビなどで男性アイドルと並ぶと、その方のファンたちが嫌悪感を催すらしいんです。よく、カミソリ入りの手紙とか来てましたよ。

横山:それで、フォトジェニックなルックスをアピールしない戦略が取られたと。謎が解けました。

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