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《郡山駅前で19歳の女子受験生はねられ死亡》池田怜平容疑者の父親が謝罪 息子は「普通の子」飲酒運転は「初めてだと思う」

NEWSポストセブン / 2025年1月25日 8時20分

大阪府箕面市の予備校生・横見咲空さん(19)は搬送後に死亡が確認された

 1月22日午前6時半過ぎ、福島県のJR郡山駅前で大阪府箕面市の予備校生・横見咲空さん(19)が軽乗用車にはねられた事故。横見さんは頭を強く打ち、意識不明の状態で病院に運ばれたが、約8時間後に死亡が確認された。大学受験のために21日から郡山市内に滞在しており、亡くなったその日が試験当日だったという。

 軽乗用車を運転していた郡山市の会社員・池田怜平容疑者(34)の呼気からは基準値超えのアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いなどで現行犯逮捕された。池田容疑者は、「取り返しのつかないことをしてしまった」と容疑を認めているという。

「現場付近の防犯カメラが、池田容疑者の運転する車がスピードを落とすことなく赤信号を無視して横断歩道に突入し、歩行していた横見さんをはねる瞬間をとらえています。

 池田容疑者は、事故前日の夜に郡山市内の飲食店で飲酒していたとみられ、本人も『日付が変わるくらいまで飲酒した』『自宅で少し休んでから運転した』などと供述しているそうです。警察は過失運転致死に容疑を切り替え、さらに危険運転致死の疑いも視野に入れながら捜査を進めています」(全国紙の社会部記者)

 池田容疑者は、事故現場となったJR郡山駅から徒歩圏内にある自宅で、両親らと暮らしていた。一家を知る地元住民が証言する。

「事件の前夜も19時くらいには車がなくなっていたから、そこから飲みにでも行ったのかな。今までトラブルや酒に関する失敗は聞いたことはないけど、『とにかく仕事が続かない』とは聞いていた。

 祖父母は介護が必要だし、両親は仕事ですれ違いだし、本人は定職につかず肩身が狭い。それで酒に逃げてしまったんじゃないかって、近所では話題になっているよ」

「NEWSポストセブン」の取材に対して、池田容疑者の父親は、「取り返しのつかないことをしてしまい、被害者や遺族の方には申し訳ないの一言です」と憔悴した様子で答えた。

──遺族にはお会いした?

「いや、まだ対面しておりません。本当に申し訳ございません」

──息子さんは、日常的に飲酒運転していた?

「いや、そんなことは、なかったと思います。初めてだと思います。今までにそんなことはなかったです」

──酒癖は悪かった?

「いや、そんなことは……なかったと思います」

── どんな息子さんですか?

「いや、普通の子としか言いようがありません……。まだ捜査段階ということで、今は、本当に申し訳ありませんということしか申し上げられません。本当に取り返しのつかないことをしてしまったと思っております」

“普通の子”だったはずの息子が地元で起こした死亡事故に、家族も呆然としているようだ。飲酒の経緯など、警察はさらに詳しく捜査を進めていく。

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