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《岸和田市議選に突然の出馬宣言》“性加害疑惑”永野耕平市長の妻(38)が語った出馬の“予想外な真意”「私と主人は別人格。おかしければ反論します」

NEWSポストセブン / 2025年1月26日 6時59分

自身の女性トラブルが問題となった永野耕平氏。妻の紗代さんが岸和田市議会議員選挙へ出馬する意表を発表(左・時事通信フォト)

 1月26日に告示される大阪府・岸和田市議会議員選挙に、永野耕平市長(46)の妻、紗代さん(38)が出馬する。

 紗代さんといえば、昨年末に永野市長が開いた“不倫・性加害疑惑会見”に同席した姿を記憶している人も多いだろう。“不倫した夫”を擁護する姿に、〈公開モラハラだ〉〈マインドコントロールされているのではないか〉といった意見が飛び交った。

 永野市長は政治活動で関係のあったA子さんから不同意性交で訴えられ、500万円の解決金を支払い示談。しかしA子さんの処罰感情は強く、いまだ問題はくすぶっている。A子さんの、精神的な支配関係があるなかで同意のない性行為を受けたといった主張に対し、市長は反論。A子さんとの不倫は認めたが、あくまで同意の上だったと主張している。

 前編では、紗代さんが永野市長の会見に同席した理由について「家族の絆はあります」としつつ、その複雑な胸中を明かしてくれた。そんな紗代さんはなぜ、市議会選挙への出馬を決意したのか。その思いを聞いた。【前後編の後編。前編から読む】

──なぜ市議選出馬を決断されたのでしょうか。

「もともと2年前の選挙にも出馬しようと思っていたので、興味はあったんです。私には5人の子供がいます。今の議会には、子育てをしている現役の母親はいないので、だからこそ私にも出来ることはあるのかなと考えたんです」

──ご主人の件は関係ないということですか。

「はい、関係ありません。たとえば子供を産んだ母親へのケア体制について改善ができればと考えています。産後、2週間健診というものがあるのですが子供の状態を確認するとともに、母親の産後うつの早期発見や防止にもつながるんです。大切な健診なので近隣自治体には行政の補助があるのですが、岸和田市にはないんです。そういったことを改善していけたらいいなと考えています。

 私自身、1人目と2人目のときには、相談する相手もあまりいなくて本当に大変で、辛い時期がありました。実際に自分も子育て中の母親だからこそ、同じ境遇の市民の方のためにできることというのはあると思うんです」

──議会には首長率いる執行部を監視する役目もあります。市長が夫だとやりにくい面もあるのではないでしょうか。

「夫婦とはいえ、私と主人は別人格です。主人がやることでもおかしいものがあれば、それはもちろん反論しますよ」

──昨年末、市長の不信任決議を可決した当時の議会についてはどのように思いますか。

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