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《大谷翔平は何を思う》「水原一平はみんなに愛されていた」古巣・日本ハムの“重鎮”が提出した「被告擁護の申立書」の中身

NEWSポストセブン / 2025年1月26日 11時15分

 とても穏やかで、優れた語学力、そして温かい人柄。彼はいつも誰よりも早くクラブハウスに来て、選手やコーチからのあらゆるリクエストに文句を言いませんでした。スタジアムを出るのはたいてい彼が最後であり、毎日すべての外国人選手に自分の時間を捧げていました。

 2016年から2019年にかけて、ファイターズはアリゾナ州で春季キャンプを行ないました。一平は選手たちに美味しい日本食を提供するために父親をシェフとして連れてきたり、難しい仕事でも多くの分野でリーダーシップを発揮しました。印象に残っているのは、一平があらゆる人間関係に対応したこと、誰ひとり一平の悪口を言わなかったことです。彼のポジティブなキャラクターは、みんなに愛されていました。

 私は、一平は自分の過ちを償うべきであると強く信じていますが、その過ちは一平という人間を表わしているものではありません。一平は本当に優しくて素晴らしい人です》

 日本ハム時代の仕事ぶりを評価する内容になっている。岩本氏を知る関係者が語る。

「岩本氏は義理堅い性格で、納得がいかないと熱く言うタイプ。今回彼が申立書を提出したのは、日本ハムが水原被告のような通訳を受け入れ、大谷選手と出会わせてしまったことに対する自己弁護というよりも、単純に岩本氏が水原被告を本当に良い人と思っているからだと思います。ひょっとしたら、申立書を提出する前に大谷選手に一言伝えていたかもしれません」

 注目されるのは、大谷選手への影響だ。前出・在米ジャーナリストが語る。

「古巣である日本ハムの現職が水原被告を擁護する声明を出していることは、大谷選手の裁判に対する態度に多少なりとも影響がある可能性がある。原告である大谷側が“妥協”をすれば、被告が支払うの賠償金の減額なども見込まれます」

 年末のNHKの特集で、言葉を選びながら『僕の中ではまだ(被告との問題は)終わってない』などと話していた大谷。一連の申立書を見て、何を考えるだろうか。

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