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《フジテレビ10時間超え会見》「静かにしてください、マジで!」通販新聞・佐藤記者が現在の心境を吐露「むしろ反省しています…」と恐縮

NEWSポストセブン / 2025年1月28日 20時30分

一連の騒動について責任を追及する声は止まず、質疑応答は10時間以上に及んだ

 引退を発表した中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐって、フジテレビは1月27日、再び記者会見を開いた。同局が1月17日に行った会見は、参加できるメディアがごく限られていたが、今回の“やり直し会見”はオープンな形式で開かれた。会見には外国メディアやフリー記者らを含む430人ほどが出席。

 その結果、16時よりスタートした会見の質疑応答は日をまたいでも喧々囂々の様相で、26時20分頃にようやく終了した。

 10時間半にわたる会見のあいだ、X(旧Twitter)では、〈フジテレビ〉や〈フジの会見〉といった関連ワードがずらりとトレンド欄に並んだ。記者たちの質問のなかには、視聴者が「被害女性X子さんへの2次加害ではないか」や「質問ではなく、持論を述べている」のように違和感を覚えるものも多かったようで、〈記者のレベル〉〈記者の質〉などのワードもトレンド入り。フジテレビだけでなく、会見に参加した記者たちもまたその“在り方”を問われる一夜となった。

 一方、会見を通して、株を上げた記者もいる。

 開始から5時間以上が経ち、幹部らを責める怒鳴り声が響き渡って、場内は収拾がつかない状況になっていた。なかには指名されていないのに質問する記者も。そんなとき、ひとりの男性記者がマイクを手に取ると「一応、手を挙げた人が質問するルールなので、そこは守ってください。静かにしてください、マジで」と記者席に向けてピシャリ。静けさを取り戻した場内で、スポンサー関連の質問を続けた。

 男性記者は、「通販新聞の佐藤」と名乗っていた。ネット上では、〈通販新聞の佐藤さんよく言った!その通りなんよ!!!〉〈通販新聞の佐藤さん、ありがとうございます〉〈通販新聞有能〉(すべて原文ママ)と称賛の声が相次ぎ、通販新聞社の公式ホームページがサーバダウンするほどの反響が巻き起こった。

 通販新聞は、通販新聞社が発行する日本唯一の通販市場の週刊専門紙だ。一躍、時の人となった佐藤真之記者に話を聞いた。

返ってきた意外な言葉

 佐藤記者は記者歴20年近くのベテラン。フジテレビへのCM差し止めの動きが拡大し、通販業界への影響について確認するべく、会見に参加したという。話題となった「静かにしてください、マジで」発言について、佐藤氏は、「むしろ反省しています」と恐縮した。

「媒体や記者によって考え方は異なり、みなさんそれぞれの問題意識を持って会見に参加されたのだと思います。それぞれの考えに対して、自分がどうこう言いたいわけではありません。

 しかし読者や視聴者の方々を代表する立場として会見に出席している以上、たとえフジテレビさんに問題があったとしても、マスコミ側も一定の節度を持って冷静に質問する必要があるんじゃないかと感じました。ただ、私自身も感情的な発言になってしまい、むしろ反省しています」

 反響をどう捉えているのか?

「もちろんありがたくはありますが、自分としては、紙面の質の向上という記者の職務に粛々と取り組んでいくのみだと思っています。社内でも『こんなことになっているよ』と声をかけられたりはしますが、新聞のスケジュール的にちょっと忙しい日でもあるので、すぐ仕事をしました(笑)」

 裏方に徹し、黙々と職務に取り組むのもまた記者の在り方だ。

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