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《事務所が昨年末に解散》女優の小林聡美が還暦前に独立『やっぱり猫が好き』考案の社長との別れ、盟友もたいまさこは事実上の引退へ

NEWSポストセブン / 2025年2月4日 11時15分

事務所『シャシャ・コーポレイション』を40年近く支えてきた小林聡美(左)ともたいまさこ(右/時事通信フォト)

「令和6年12月31日株主総会の決議により解散」──。女優、エッセイストとして『僕らの時代』(フジテレビ系)のナレーションなどで活躍する小林聡美(59)が長年所属していた事務所『シャシャ・コーポレイション』が、昨年末にひっそりと廃業していたことがわかった。同事務所には女優のもたいまさこ(72)も所属していたが、この5年間表立った活動がなく、同事務所の解散で引退も危ぶまれている──。

 同事務所は1983年に設立され、40年近く支えたのが小林やもたいだった。テレビ局関係者が語る。

「小林さんはまだ無名俳優だったころに1982年に映画『転校生』に抜擢され、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。その後、事務所が設立されます。その後、もたいさんとコメディドラマ『やっぱり猫が好き』(1988)で共演し、番組が高視聴率を記録するなどして、2人は一躍有名になりました。この作品は、事務所の社長さんが企画したものだそうです。

 その後、小林ともたいは『かもめ食堂』(2006年)、『めがね』(2007年)など多くの作品で共演しています。社長さんは『かもめ食堂』のプロデューサーでもあります。3人は“事務所社長と所属タレント”という枠を超えた、家族のような関係でした」

 しかし、そんな事務所に異変が起きたのは4年ほど前だった。

「もたいさんが女優活動を休止したのです。当時『もう仕事はしたくない…』と周囲に話していたそうで、2021年に出演したドラマを最後に女優の仕事はしていません。関係者の間では、このまま引退するのではないかと言われています」(舞台関係者)

 NEWSポストセブンは2024年6月、都内で自由気ままな生活を送るもたいの近況を報じている。その4カ月後には友人で女優の渡辺えり(70)のSNSで久しぶりに元気な姿を見せた。だが、一方の小林は同事務所から離れていた。

「『シャシャ』の社長さんは数年前から高齢を理由に事務所を閉めることを考えていたそうです。小林さんが還暦を迎えるのを前に、区切りとして約40年にわたって続いた事務所を閉じたようです。小林さんも以前から独立の準備をしていて、2023年からホームページを立ち上げて、独り立ちして個人で活動を始めています」(同前)

 小林は先日、ウェブメディア『yoi(ヨイ)』のインタビューで、今年還暦を迎える現在の心境を以下のように語っていた。

《60代って、定年退職や引退といった、それまでの居場所の終わりを見据えるような年代ですよね。そう考えると、なんだかんだ言いながらこの仕事をここまで続けさせていただいていることに感謝すると同時に、すごい自分、って思ったりしますね(笑)》

 二人三脚で社長と走り続けてきた小林、自由を謳歌するもたい。“彼女たちの時代”は形を変え、今後も続いていく──。

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