【全文公開】引退発表の中居正広を支える「ダンサー兼振付師のパートナー」親族や友人も公認 自宅に引きこもる中居をひとりにしないように同棲状態で寄り添う
NEWSポストセブン / 2025年2月3日 7時15分
「37年間、ありがとうございました。さようなら……」という言葉を残し、突然、芸能界を去った中居正広(52才)。結婚を否定し、生涯独身を貫くような発言を繰り返してきた彼だが、すべてを失ったいまも、そばに寄り添うひとりの女性がいる。本誌『女性セブン』だけが知る、15年の愛の軌跡──。
迎賓館を彷彿とさせる荘厳なゲートの内側に、都心とは思えない緑豊かな敷地が広がる。周囲に在日大使館が点在し、堅牢なセキュリティー体制が敷かれた都内屈指の超高級マンション。中居正広がその上層階に2つの部屋を購入したのは2016年の春。SMAPに解散騒動が持ち上がっていた最中のことだった。
「10代の頃から広い家で暮らすことに憧れ、『100畳のワンルームが理想』と語っていた中居さんにとって、芸能生活の集大成にふさわしい物件でした。2つの部屋の壁をぶち抜いて300平方メートルを超える巨大な部屋を作ったため工事代金を含めれば10億円は下らないですが、中居さんは躊躇なく現金で支払ったといいます」(中居の知人)
中居はいま、ひとりで過ごすには広すぎるその部屋で苦悶の日々を過ごしている。昨年12月に本誌が報じた中居の女性トラブルは、いまや個人のスキャンダルの範疇を超え、テレビ局の経営の根幹を揺るがす社会問題に発展した。茫然自失の中居は家から一歩も出ることができず、引きこもり生活を始めてから1か月近くが経とうとしている。
2020年3月に旧ジャニーズ事務所から独立し、自ら会社を立ち上げたいまの中居には周囲に信頼できるマネジャーやスタッフがいない。個人事務所の立ち上げを手伝った大物プロデューサーやジャニーズ時代から彼に尽くしたマネジャーも、中居がトラブルを起こした後に彼の元を去った。
「中居さんの会社には事務員と運転手しかいないため、親しい友人たちは彼の身を案じているといいます。もっとも、トラブルの真相がわからない以上、手を差し伸べることはできず、連絡を取ることもままならない。味方が誰もいない状況を見かねたのでしょう。先日、地方に住む姪御さんが中居さんのマンションを訪れ、ふさぎこむ彼を励ましていました」(前出・中居の知人)
独身で子供もいない中居は姪を「チビ」と呼び、オフの日に百貨店を貸し切りにしてショッピングを楽しんだり、2人でユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くなど実の娘のようにかわいがっていた。
「姪御さんは中居さんを“ヒロちゃん”と呼び、2020年2月の退所会見の後も中居さんを心配して“ヒロちゃん脱出計画”と名付けた温泉旅行を企画していました。今回のことでも彼の窮状を心配して、慌てて遠方から駆け付けたそうです」(前出・中居の知人)
親族などが中居を24時間体制で見守る中、フジテレビは1月27日に会見を開き、一連の対応にあたった港浩一社長と嘉納修治会長の辞任を発表。体制の刷新をアピールしたが、会見は紛糾をきわめ、10時間以上にわたって質疑応答が繰り返された。
「港社長は、今回のトラブルにおいて『人権侵害が行われた可能性がある』とし、社内での必要な報告や連携が適切に行われなかったことや、中居さんに対して適切な検証を行わずに番組出演を継続したことについて『対応に至らない点があった』と説明しました。一方で、トラブルが起きた日の社員の関与は強く否定。編成幹部のA氏の通信履歴などを確認し、“限定的な日付の出来事”には関与していないと判断されたようです。
もっとも、中居さんは、女性が彼の家を訪れた経緯を“守秘義務”を理由に開示していないそうで、全容解明にはほど遠い印象を受けました」(全国紙社会部記者)
人権とプライバシー保護の観点から、会見でもトラブルの詳細が明かされることはなかった。遠藤龍之介副会長が絞り出すように明かした論点のひとつが「同意か不同意かの違い」だ。
「遠藤副会長は後に発言を撤回しましたが、中居さんはフジテレビの調査に(女性との関係が)同意の上だったと説明しているようです。その点が女性側の主張とは異なり、対応に混乱が生じてしまったのかもしれません」(前出・全国紙社会部記者)
港社長は中居に対して「怒りを覚える」と率直に話し、中居に損害賠償を求めるかという質問も飛んだ。遠藤副会長は第三者委員会の調査次第では「可能性はゼロではない」と明かしたが、中居の心中は穏やかではないだろう。フジテレビでは騒動後、75社以上のスポンサーが離れ、イベントや番組制作にも大きな支障が出はじめている。数百億円規模の損害が出るとの報道もあり、莫大な違約金や賠償金を請求される可能性もあるという。
「好きに書いていいよ」
『THE MC3』(TBS系)などすべてのレギュラー番組を降板し、芸能界を引退した中居は、フジの会見中も自宅に引きこもっていた。彼の知人は「憔悴しきっていて、片時も目が離せない状態です。放っておくと何をするかわからない」と彼の体調を懸念する。だが、中居はひとりで懊悩しているわけではなかった──。
1月下旬の昼下がり、ロングコートを羽織ったスレンダーな女性が中居の自宅を後にした。大きなトートバッグを肩にかけ、ひっつめ髪で険しい表情を浮かべていたその女性は、かつて本誌が中居との交際を報じたダンサー兼振付師のMさんである。騒動後もMさんは昼も夜も中居のマンションで過ごし、片時も彼をひとりにしないように心を砕いていた。
彼女の存在は、中居の親族や友人からも「パートナー」として公認されており、家族も彼女の存在を知っているからこそ、安心して中居のサポートを任せているそうだ。
安室奈美恵さんやKinKi Kidsのバックダンサーを務めていたMさんが、SMAPの振り付けを手伝うようになったのは2009年頃。マンツーマンのレッスンなどを通じて中居と距離を縮め、2011年頃から本格的な交際が始まった。
「2017年に『女性セブン』に交際を報じられるまで、ふたりの関係に気づく人はほとんどいませんでした。目ざといファンに、シャネルのお揃いの指輪やペアウオッチをしていることを指摘されたことはあるものの、6年近くにわたって交際は徹底して伏せられていたのです。
その後、破局説も報じられていたため、いまも交際が続いているとすれば驚きを禁じ得ません。何より、中居さんはMさんとつきあいながら、ほかの女性とも関係を持とうとしたと考えられるわけで……」(芸能関係者)
交際が報じられた当初、Mさんは中居の自宅の目と鼻の先にワンルームマンションを借り、人目を忍んで彼の部屋に通った。
「彼女が中居さんとの交際を周囲に匂わせたことは一度もありません。熱愛報道後にSNSのアカウントを閉鎖したのも、彼の立場を守るため。マンションを出るときも時間差で、外でのデートはもってのほか。Mさんは彼とつきあうために“日陰の女”に徹したのです」(前出・中居の知人)
当時、中居はテレビやラジオで独特な恋愛観を披露していた。
〈1年に1日しか会えない恋人と、364日ずっと一緒で1日しか離れない恋人なら、圧倒的に前者がいい〉
〈週に1回洗濯してくれて、おれが帰ってくる前にご飯だけ作って出て行ってくれる。そんな人が理想です〉
女性が聞けば眉をひそめたくなるような“暴言”もあったが、Mさんは黙して彼に尽くした。
「2016年末にSMAPが解散し、中居さんが新居を購入したことで、ふたりの結婚が現実味を帯びて報じられるようになりました。当時、Mさんの左手の薬指には中居さんからもらった指輪が光り輝いていたのです。ところが、その後も中居さんは煮え切らない態度を取り続けた。一時は距離を置き、Mさんは曖昧な関係に悩んだ時期もあるそうです」(別の芸能関係者)
2020年2月の退所会見でも中居は改めて結婚の可能性を否定し、その理由を「人間的に欠落してるというか、やばいところがある」と語った。若い頃は結婚願望が強く、子供もほしいと公言していた中居。「浮気は絶対にしない」のが信条で、恋愛には一途な性格だと思われていた彼は、いつから“欠落した”行動を取るようになってしまったのだろうか。
「高校時代は地元の神奈川・平塚で彼女と半同棲生活を送り、原付バイクに乗って仕事現場に通っていることをうれしそうに語っていました。デビュー後に風俗嬢との“お泊まり”を写真週刊誌に報じられ、記者会見を開いたこともあります。
その後もテレビ朝日の下平さやかアナウンサーや元フジテレビの中野美奈子さんとの交際が報じられ、プライベートのことで騒がれることがうっとうしくなったのでしょう。記者に直撃されても『好きに書いていいよ』と煙に巻き、周囲には『普通の子が好き』とボヤいていました」(前出・芸能関係者)
秘密主義が裏目に出て、SMAPのメンバーとの間に確執が生じたのは2007年頃。歌手の倖田來未(42才)との交際が報じられたことがきっかけだった。
入院中も看病していた
「倖田さんとは香取慎吾さんの紹介で親しくなったのに、中居さんは倖田さんとつきあっていることを彼にも隠していたんです。香取さんは激怒し、2人はその後、5年近く口をきかなかったそうです。あの頃、SMAPは中居さんと彼以外のメンバーが1対4に分かれ、分裂状態に陥っていました」(テレビ局関係者)
後に旧ジャニーズ事務所が聞き取り調査を行ったところ、中居が当時、独立を考えるほど追い詰められていたことは事実だった。倖田とは2年足らずで破局し、次第にメンバーとの関係は修復されたが、SMAPは解散寸前の危機に陥っていたという。
Mさんと交際してからも、中居は彼女の存在を隠し続けた。2022年に体調不良で入院した際も「つくづくひとりでよかった」と振り返ったが、実際はMさんが甲斐甲斐しく看病していたという。
中居には、これまでどんな困難もひとりで乗り越えてきたという自負がある。だが、多くの人を巻き込んだ今回のトラブルは、とても自分だけの手に負えるものではなかった。唯一の救いは、Mさんが中居を見捨てなかったことだ。
「Mさんはトラブルの中身も全部わかった上で、彼に寄り添うことを決めたようです。被害を主張する女性がいること、それをお金で解決しようとしたことなどを考えると、普通なら彼を許せない気持ちだと思います。でも、彼女の中では今回のトラブルは“たった一度の裏切り”という認識なんです。
それに、いまの中居さんは目を離すと何をするかわからない。Mさんは彼の“過ち”をグッとのみこんで、ほぼ同棲状態で彼のそばにいるようです。中居さんも、ようやく彼女の大切さに気づいたのではないでしょうか」(Mさんの知人)
一昨年6月に女性トラブルを起こして以降、中居の結婚観は大きく変わった。昨年6月、ラジオ番組でリスナーから「何階建ての家に住みたい?」と聞かれた中居は、これまでの発言を翻してこう語った。
「ぼく、一戸建てに住むことは一生ないと思うんですね。結婚を諦めたわけではないので。(一戸建ては)セキュリティーが怖い。例えば結婚して子供がいて、奥さんと子供を残してぼくが家出てたときに何かあったらどうしようと思ったら、やっぱマンションの方がいい」
現在、中居はマンションの荷物を少しずつ整理しているという。それは、トラブルの記憶に蓋をするためなのか、あるいはまったく新しい生活への準備なのか──。
※女性セブン2025年2月13日号
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