1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

《司忍組長の誕生日会では「プラチナ」に注目集まる》暴力団にとっての「代紋」、つけないケース増える「最近では名刺にも…」

NEWSポストセブン / 2025年2月9日 16時15分

 組員になれば”虎の威を借る狐”で、虚勢を張って堂々名乗りたいところだろうが、六代目山口組ではそうもいかないらしい。直参にあたる二次団体から三次、四次と多くの傘下組織を持つ六代目山口組では、プラチナ以外、六代目山口組とは名乗ることができないという。A氏は「自分の名刺に代紋は入れられても、六代目山口組とは入れられない。六代目山口組の傘下にいるが、司組長から直接盃をもらっていない者は六代目山口組とは名乗れない」。

 名乗れないのは直参の組の幹部も同じだ。「山口組の名簿には毎年、その時点での直参の組が載せられ、組の名前、組長の名前、若頭や舎弟頭と呼ばれるナンバー2の名前に本部長の名前が書かれている。しかし若頭や本部長として名前が載っていても、名刺に六代目山口組とは入れられない。名乗る時は自分が所属する組の名前になる」とA氏はいう。「仕事で出す名刺は代紋なしの名前だけという名刺も多くなった。ヤクザも肩身が狭くなったからね」。

 華やかな席でお披露目されたチェーン付きプラチナの代紋とは違い、傘下組織の幹部が代紋を胸につけるのは、もう定例会や幹部会、葬式くらいだという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください