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《モンスターに老人や美女も…》田村瑠奈被告、コンテストに出品していた複数の作品「色使いが独特」「おどろおどろしい」【ススキノ首切断事件裁判】

NEWSポストセブン / 2025年2月8日 11時15分

第7回公判では田村瑠奈被告の意外なスキルが明かされた(右・HPより)

 2023年7月、札幌・繁華街ススキノのホテルで男性会社員(62=当時)が殺害された事件。逮捕・起訴された親子3人のうち、父親・田村修被告(61)の第7回公判が2月4日に札幌地裁で開かれて、母親・田村浩子被告(62)も証人として出廷した。

 娘の田村瑠奈被告(30)は、殺人や死体損壊などの罪に問われている。これまでの裁判を通して明らかになったのは、瑠奈被告の“ドール趣味”だ。1000体以上のドールを所有し、自ら手入れしていたという。裁判を傍聴したライターの普通氏が解説する。

「死体損壊ほう助などの罪に問われている両親は、娘の殺人計画については、『知らなかった』と主張しています。

 事件前、瑠奈被告に大きなスーツケースを買い与えていますが、ドールを持ち運ぶ用途だと思っていたそうです。漂白剤や手袋を購入したのも、ドールをきれいな状態に保つためだと思っていたといいます」(普通氏)

 瑠奈被告は、ドールのためにノコギリを使って作業することもあったという。

「瑠奈被告は事件の二週間ほど前に、修被告に依頼してノコギリなどを購入しています。。浩子被告によると、瑠奈被告は普段からノコギリを使って作業することがあったそうです。『ベニア板を切って、ドールを立たせて撮影するときの背景を作る』と証言していました」(前出・普通氏)

コンテストに出品していた「作品」とは

 どうやら瑠奈被告は、その界隈ではちょっとした有名人だったようだ。第7回公判では、彼女の意外なスキルが明かされた。

「浩子被告が瑠奈被告が自身の作家名で、ミニチュアフィギュアなどの塗装の腕前を競うコンテストに出品していたことを明かしました。作品はホビーを扱う店舗でしばらく展示されたあとに持ち帰ったそうです」

 たしかに店舗のホームページでは、2021年~2022年に開催されたコンテストのエントリー作品として、瑠奈被告の作品がいくつか紹介されており、製作者の〈表情を頑張りましたので見てもらえると嬉しいです〉といったコメントも掲載されている。北海道在住のホビー愛好家が語る。

「瑠奈被告の作品は、色使いが独特で、優れたセンスを感じさせました。おどろおどろしいモンスターから老人、美女と多彩な題材を扱い、けっこう写実的な作風でした。

 以前はよくコンテストに出品していたのに最近は出品がないと思っていましたが、まさかあの有名な“田村瑠奈”が正体だったとは……」(道内のホビー愛好家)

 なお、当該の店舗に問い合わせたところ、「お客様情報などプライバシーに関する問い合わせにはお答えすることができません」とのことだった。

 被害男性の切断した頭部を弄び、加工したとされる瑠奈被告。残忍な殺人事件の容疑者ではなく、違った形で世に出る道はなかったのか──。

 

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