高須院長「参議院を廃止して有識者による貴族院を作るべき」

NEWSポストセブン / 2013年8月3日 7時0分

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「貴族院の復活を」と提言した高須院長

 7月の参院選で圧勝した自民党。これまでのねじれ国会を解消し、次の参院選まで3年間の「安定政権」を確立することとなった。人気シリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」では、前回の衆院選では、某党から出馬のオファーもあったという高須クリニック・高須克弥院長が、今回の結果を受けて、「参議院」について自由に語る!

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──さて、夏の参院選は自民党の圧勝という結果で、今後3年間の“安定政権”が築かれました。

高須:ねじれ国会のほうがよかったとはいわないけど、やっぱり自民党・公明党に対する歯止めが効かなくなっちゃうよね。そう考えると、参議院の存在価値がほとんどなくなっちゃったっていう気もするんだよ。まあでも、そもそも今は衆議院も参議院も選挙制度に大きな違いはないし、なるべくしてなった結果なのかもしれないね。

 たとえば「地方選挙区は衆議院、参議院は全国区の比例代表だけ」とか、選挙制度にそれくらいの違いがあれば、もっと別の結果になったんだろうけど。

──かつて参議院では地方区と全国区での選挙が行われてましたよね(1980年まで。その後、全国区は比例代表制に変更)。一方、衆議院は中選挙区のみだったのが、1994年から小選挙区比例代表並立制になりました。

高須:そうそう、昔のほうが衆議院と参議院の差別化ができてたんだよ。だけど、選挙システムが変わっちゃって、同じようなものになった。法律っていうのは、どんどん進化しているように思えるけど、実は退化してるっていうことも珍しくないんだよね。日本の選挙制度は、まさにそれ。退化してる。

──なるほど。たしかに、現状では二院制の意味がよくわからないですね。

高須:もう差別化できないんだから、参議院なんか廃止しちゃえばいいんだよ。衆議院で落選した人が、参議院で返り咲くとか、そういうのもおかしい。でもどうしても二院制じゃなきゃダメっていうんなら、貴族院を復活させたほうがいいよ。

──貴族院ですか。戦前に戻っちゃう感じですね。

高須:貴族院っていうとちょっと違うのかもしれないな。元老院っていったほうがいいのかな。つまり、庶民の代表としての議院ではなく、まったく欲得に絡まない人たちで議院を作るっていうのがいいと思う。

 たとえば、ノーベル賞受賞者とか、文化勲章受章者とか、あとは芥川賞・直木賞受賞者でもいい。世間的に「この人は、間違いなく“有識者”だ」って認められるような人を選んで、国会で議論してもらう。国民が選挙で選んだ人っていうのは、地域の利益に直接絡んでくる人であって、いろいろと利害関係で動いちゃうわけだよ。でも、誰もが認める“有識者”だったら、そういう個人的な利害関係は無視して、本当の意味で“国のため”になる法律を作れると思うんだよね。

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