スタバとタリーズ 米シアトルにある「1号店」の違いとは?

NEWSポストセブン / 2013年8月17日 16時0分

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新宿西口のプロント0号店

 新メニューの発表や価格改定のたびに話題になる飲食チェーン。その1号店にこだわり、めぐり続けているミュージシャンBUBBLE-B氏の旅は日本にとどまらず海外へも及んでいる。ブログに綴った記録をもとに出版された『全国飲食チェーン 本店巡礼』(大和書房)には残念ながら掲載できなかった、世界中の人が集まる1号店、シアトルのスターバックス パイクプレイス店の様子を同氏に聞いてみた。

 * * *
――シアトルのスターバックス1号店は、世界中の人が訪れる観光地になっていますね。

BUBBLE-B(以下:B-B):スターバックスの1号店はパイクプレイスマーケットというシアトルの市場のすぐそばにあります。その市場が観光地になっていて、観光客がぞろぞろ歩く目抜き通りがあるのですが、その通り沿いにスターバックスがあります。最初に開店したときのロゴや外観のままなので、いま日本にもあるスターバックスとは見た目から違います。緑色じゃなくて茶色なんですよ。

――シアトルといえば、タリーズもシアトルが発祥ですよね。

B-B:スターバックスとシアトルは同じ 1 号店でも全然、違っていました。タリーズ 1 号店はビジネス街の奥にあって、地味でしたね。人通りも全然少なくて、スターバックス 1 号店にある観光地的な人気は無いようでした。でもタリーズの 1 号店も立派なんですよ。グランドピアノが置いてありましたし。でも、スターバックスのように 1 号店を強く意識している様子までは感じられなかった。

――二つのチェーンの考え方の違いが表れているのでしょうか?

B-B:アメリカではまず、スターバックスが先に成功し、タリーズは完全に後追いのチェーンなんです。「視界にスターバックスのあるところには、必ずタリーズがある」という言い回しがシアトルにあるくらい、タリーズはスターバックスのやっていることを徹底的にマーケティングして展開してきているんですね。ライバル心むき出しですよ。一時期は本社もそれぞれが向かい合うような立地にあったそうですから。

――対比が面白い例だと思いますが、『本店巡礼』には掲載されていませんね。

B-B:残念ながら、どちらもアメリカ本社からの写真掲載許可がとれませんでした。内装の写真など、とてもセンシティブに判断するようです。残念です。

――シアトルのスターバックスのように、日本の飲食チェーン1号店を観光地としてめぐる場合、どんなコースが考えられますか?

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