病院で混雑を避ける方法とTVで有名な名医の診察受ける方法

NEWSポストセブン / 2013年9月6日 16時0分

 いま巷では、「医師・病院にかからないほうがいい」とうたう“医療否定本”というジャンルがブームになっている。女性医療ジャーナリストの増田美加さんはこのブームについてこう分析する。

「“医師にかからないほうがいい”というのは極端ですが、昔のように、診てもらった医師にやみくもに治療を任せる時代は終わりました。ただし、いたずらに医師を疑っていては良い治療は受けられません。いかに“信頼できる先生”を選ぶかが重要になっています。そのためにはまず、患者の側が病院や医師について知る必要があります」

 そこで多くの人が持っている、病院・医師に関する疑問について、医師や増田さんに答えてもらった。

 まず病院で、うんざりしてしまうのが混雑。いつも混んでいて、時間が読めない。いったいいつになったら…とイライラも募りがちだが。NPO法人「21世紀の医療・医学を考える会」の医師・岡本裕さんは、こう説明する。

「だいたいいちばん混むのは診察開始時間の直後。お年寄りが一気に並ぶからです。逆に受付終了時間の直前に行けば、多少空いているはずです」

 増田さんは「病院に電話して時間がない旨を伝え、空いている時間を聞いてみると案外教えてくれますよ」と話す。最近では家にいながらネットで予約し、自分の受付番号が近づいてきたら病院に行くという便利なサービスも。一度、病院のホームページを確認してみよう。

 また、医者選びの時、「どうせならテレビに出演していて、ニコニコ愛想も良さそうな名医に診てもらいたい」と思う人も多いかもしれない。

「もちろんできます。方法としては、可能なら担当医に紹介状を書いてもらうのがいちばんの近道。そのほかにも、自分が治療してほしい名医がいる病院に直接予約を入れ、『●●先生にどうしても診てもらいたい』と伝えれば、叶う場合もあります」(増田さん)

 ただし、「テレビに出ている医師が名医とは限らない」というのが、専門家たちの一致した見解。

「せっかく名医のところに行っても、『忙しすぎて全然診てくれなかった』『その人の部下に診てもらった』という相談をよく耳にするので、その先生を訪ねていけば心配ないというわけではありません」(岡本さん)

 名医といわれている医師であっても、「良い医師」かどうか見分ける必要がありそうだ。

 さらに、いざ治療が始まり、医師の指示通りに薬をのんでいても、なかなか症状が良くならないということもある。

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