高須院長 富裕層への所得増税に「今の税率は高くはない」

NEWSポストセブン / 2013年10月19日 7時0分

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富裕層への所得増税について語った高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のさまざまな事象に斬り込むシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回のテーマは、税金と富裕層。消費税、所得税、相続税など、さまざまな税金がアップされていくなか、富裕層にとって日本は住みにくい国になっているのか? 高須院長に聞いた。 

 * * *
──来年4月に消費税率が8%に引き上げられることが正式に発表されました。高須院長としてはどう考えますか?

高須:庶民にとっては厳しいよね。そもそもアベノミクスとかいっても、まだサラリーマンの給料は上がってないんだから。このままだと、給料が上がる前に、消費税が上がっちゃうよ。

──庶民の負担は増えるばかり…といった感じですが、その一方で所得増税は、お金持ちに対する冷遇だという意見もあります。少し前ですが、avexの松浦勝人社長がフェイスブックで富裕層への所得税と地方税が合わせて55%になるのは高すぎると発言し話題になっていました。

高須:いやあ、55%は決して高くないと思うよ。だって、ぼくが国税ともめてた20年位前のころの最高税率はたしか所得税が70%で、地方税が18%だったんだから。合わせて88%。残るのはたったの1割ちょっとだよ。それが今なら45%が残るんでしょ。いやあ、今の日本のお金持ちはむしろ優遇されてるよ。

──たしかに9割を国に持っていかれていたと考えると、今の税率は良心的に思えますね。ただ、それだけではなくて、日本は相続税が高いという意見も多いです。

高須:相続税がない国がたくさんあるから、それはたしかに富裕層にとっては厳しいところ。相続税の存在が海外に出て行くお金持ちの増加の大きな原因になっているのは間違いないと思う。「俺の土地は独立国だ! だから相続税なんか払わない!」なんて主張もできないしね(笑い)。

──さすがにそれは絶対に無理ですね。

高須:とはいっても、何度も言うけど、昔に比べりゃ今の日本はお金持ちが生きやすい世の中だよ。だって、昔は1割しか残らなかったんだよ、1割しか。今の税率なら、その4倍も5倍も残るわけでしょ。絶対に恵まれてるよ。まあ、それでも、まだ税金が高いっていうなら、予定納税をするといいと思うね。

──予定納税というのは、前年の所得から算出されたその年の予定納税額の一部を前もって払っておくというものですよね。

高須:そう。最終的な税金よりも多く予定納税をしていると、余計に払っていた分が還ってくるんだけど、それには利息がつくんだよ。しかも、4.3%という利率だから、銀行に預けておくよりも、よっぽどお得。特に、前の年から比べて所得が減りそうなときほど、多めに予定納税するのがいいね。差額も増えるから。

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