株主優待だけで生活する桐谷広人氏が最も注目している銘柄は

NEWSポストセブン / 2013年11月24日 7時0分

 食事から衣服、雑貨まで株主優待だけで生活する姿が数々のテレビ番組で特集され、近著『桐谷さんの株主優待ライフ』(小学館刊)も大好評を博す将棋棋士の桐谷広人氏。そんな桐谷氏に、いま最も注目すべき株主優待銘柄を聞いた。
 
「株主優待は、配当と違って、100株でも1万株でも内容は基本的に同じ。中には100株で1つ分、1000株なら3つ分などともらえる数が変わる銘柄もありますが、多くの銘柄で持ち株数にかかわらず同様の優待を得られる。ビギナーにとっても有利な制度といえます」(桐谷氏・以下「 」内同)
 
 なかには1万円から始められる銘柄もあり、なかなかの好利回りが期待できるという。
 
「たとえば女性向けカジュアル衣料のハニーズ(2792)は1万円程度で株主になれて配当をもらえるうえ、投資金額の1割に相当する1000円の自社商品を買える優待券が年1回送られてきます。あるいは山喜(3598)というワイシャツの会社は1万6000~1万8000円で買えて、2000円の優待券が年2回の計4000円分ですから、元手の2割以上がもらえる計算です」
 
 そこで桐谷氏に、優待内容が良いうえに、ある程度の好業績で今後の株価上昇まで期待できるという「珠玉の株主優待銘柄」を選んでもらった。
 
「まず私がオススメしたいのがコロワイド(7616)です。『ラ・パウザ』というパスタ屋や『北海道』という居酒屋を展開しているのですが、最少500株(約50万円)の保有で3か月ごとに1万円相当のポイントがもらえる。つまり年間で4万円の飲食ができるので、寝かせておくだけで十分においしいです」
 

 近くに店舗がないという人もご安心あれ。コロワイドではポイントで生鮮食品やお菓子が購入できるカタログも用意されている。
 
「株主優待には、たいてい半年や1年間の有効期限があります。期限内に店舗で使い切れないこともありますから、こういう配慮は嬉しいです」
 
 続いて桐谷氏が推薦するのが、世の男性の強い味方、牛丼の吉野家ホールディングス(9861)だ。
 
「ライバルの台頭に苦戦していますが、非常に優待が良く、100株(約11万円)の購入で300円券が10枚つづりで年に2回もらえます。実は、吉野家は牛丼だけではなく蕎麦屋や寿司屋も展開していて、そこでも優待券が使えるのです」
 
 そして、使い勝手がいい優待銘柄がビックカメラ(3048)だ。
 
「株価は5万円前後になっていますが1株から購入が可能で、商品が購入できる優待券が年間で3000円分もらえるんです。さらに長期保有していると、もらえる優待券が増える。たとえば2年保有すると年間5000円分の優待券がもらえます。ビックカメラには家電だけではなく、薬やおもちゃ、アウトドア用品もありますから、家族にも喜ばれるおトクな優待です」
 
 さらに桐谷氏には、20年以上手放していないお気に入りの優待銘柄がある。
 
「東急レクリエーション(9631)は非常に重宝しています。最少の1000株(約58万円)を購入すると、優待として半年で18ポイントが付与され、系列の映画館で1ポイントで1回鑑賞できます(映画館によっては2ポイント必要)」

※週刊ポスト2013年11月29日号

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