「単なる風邪」と放置すると心臓弁膜症発症し死に至ることも

NEWSポストセブン / 2013年11月26日 7時0分

 発熱、のどの痛み、咳や鼻水…。これらは、いわゆる風邪の症状だが“風邪という病気”は存在せず、その多くはライノウイルスやアデノウイルス、コロナウイルス、RSウイルスなどのウイルスや、溶連菌、マイコプラズマなどの細菌による感染症を指す。“風邪は寝ていれば治る”という人がいるように、自然治癒することもあるが、なかには深刻化する場合も。永寿堂医院院長の松永貞一さんはこう話す。

「例えばアデノウイルスに感染して重症化すると、気管支炎や肺炎、胃腸炎といった病気を引き起こします。また、高熱やのどの痛みといった症状の溶連菌感染症は、ペニシリンを10日程度服用すれば治る病気ですが“単なる風邪”と思って放置してしまうと、リウマチや腎炎など後遺症を伴う病気になったり、心臓弁膜症を発症して、死に至るケースもあるんです」

 そして毎年、冬に流行するインフルエンザも要注意。厚生労働省の調べでは、昨年のインフルエンザによる死亡数は1275人。毎年10月1日にワクチン接種が始まるが、少しでも早く打つべきだと松永さんは言う。

「ワクチンを何のために打つのかといえば、ズバリ、死なないため。予防接種は死のリスクを少しでも軽減するために必要です。その効果のピークは接種1か月後ですが、半年間は持続するので、本格的な流行が始まる前に予防接種を受けて」(松永さん)

※女性セブン2013年12月5日号

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