青年局長・小泉進次郎は未来の総理か 2014年が勝負の年

NEWSポストセブン / 2013年12月28日 7時0分

 知名度も人気も抜群な小泉進次郎議員(32才)。国会答弁に立つ姿や演説をする姿は目に浮かぶが、実際にどんな政治活動を行っているかは、意外と知られていないのでは? そこで、進次郎議員の政治活動をまとめてみた。

 まずは、応援演説。2013年参院選では、離島、被災地、過疎地に限定して全国を回った。『小泉進次郎の闘う言葉』(文春新書)の著者で、ノンフィクションライターの常井健一さんは、こう説明する。

「離島や過疎地を選んだのは彼の意思。大都市ではひとりひとりと握手をしたり言葉を交わすのはむずかしいですが、過疎地ではそれが可能。手間はかかりますが、有権者は“この土地に来てくれた”と心に残ります」

 さらに、弁護士で、2009年の衆院選で神奈川11区の議席を争ったよこくめ勝仁さんは、こう話す。

「応援演説は候補者にはとてもありがたいもの。私が出馬した2009年衆院選では岡田克也(当時幹事長)さんが来てくれて、今でも恩義を感じています。だから進次郎さんも応援演説のたびに有権者だけでなく地方議員のファンを生み出している。将来の自分への積み重ねにもなっています」

 そんな進次郎議員は「TEAM-11」というグループを結成。毎月11日に岩手、宮城、福島などの被災地を回り、視察結果を上層部に報告し、政策に生かす。

「彼が立ち上げたチームですが、2013年9月に彼自身の活動は終えています。現在は復興庁の政務官として被災地に行く機会はあります」(常井さん)

「被災者を助けたい。この思いは政治家なら当然。でもそんな“当たり前”を続けることが基本だけどむずかしい。彼はそれができる人」(よこくめさん)

 進次郎議員は、自民党青年局長も務めている。青年局は1955年の立党時からある自民党の組織。45才以下の議員と一般党員からなり、全国で約12万人が所属。そのトップが青年局長。“総理の登竜門”といわれ、故竹下登元首相、麻生太郎元首相、安倍晋三首相なども経験。

「進次郎は44代目。2013年9月に退任し、45代目にバトンタッチしています。期間中は全国を回る役職なので若い仲間を増やせます」(常井さん)

 2013年9月から内閣府大臣政務官、復興大臣政務官を兼任している。

「政務官になると官僚によって“どれだけ実力があるか”厳しくチェックされます。その期間に結果を残せるかどうかで将来が決まります。2013~2014年は勝負の年」(常井さん)

「彼はつねに遠くを見ています。地元愛で選挙区を盤石にし、被災地活動で国民の共感を得て、応援演説や青年局長を担って地方に仲間を作る。そういう布石が未来の総理につながります。接していると“素のよさ”が垣間見えます。昔、地元のイベントのとき、私の胸元につけていた来賓の花が風で飛んでしまった。そのとき真っ先に拾ってくれたのが進次郎さん」(よこくめさん)。

 そんな進次郎議員だが、あくまで拠点は地元だ。

「基本的に土日は地元に帰っています。2013年6月の横須賀市長選のときはGW開けから6月までほぼ毎日“駅立ち”をして候補者を応援していました。有名になっても初心を忘れない態度に有権者は感心します」(常井さん)

「地元を大切にしているので有権者の信頼が増し、選挙に強くなるので、安心して国会で活躍できる。いい意味で互いを支え合ってます」(よこくめさん)

※女性セブン2014年1月9日・16日号

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