「艦これ」で初めて「超ド級」の意味を知った人がかなりいる

NEWSポストセブン / 2014年1月4日 16時0分

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萌えミリタリー関連書籍が増加中

 Twitter で共通の話題をつぶやく際に使用されるハッシュタグで「艦これ」は2013 年の日本1 位を記録した。「艦隊これくしょん~艦これ~」は美少女に擬人化された日本海軍の軍艦を操り、提督となって戦うブラウザゲームだ。萌えとミリタリーのコラボレーションが人気で、ミリタリー分野も活況だという。萌えミリタリー専門雑誌「MC☆あくしず」副編集長の浅井太輔氏に、萌えミリタリーの可能性と将来への期待を聞いた。
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――萌えミリタリーをきっかけに、ミリタリー分野のすそ野は広がったのでしょうか?

浅井太輔(以下、浅井):ミリタリーはかなり知識が必要なジャンルで、新規参入がしづらい雰囲気がありました。新たに加わる若い人がどんどん減っていて、高齢化していたんです。このままでは市場的にも先細りすると思っていたので、2005 年に「萌えよ! 戦車学校」という、美少女イラストを挿絵にして詳しく戦車について解説した書籍を出版しました。すると予想外の大ヒットとなり、Amazonのランキングでも1 位になったんです。

 この反響のおかげで、萌えとミリタリーを一緒に楽しみたい読者層がかなりいると分かり、2006年には萌えミリタリーファン向けの季刊雑誌「MC☆あくしず」を創刊しました。おかげさまで2013年12月発売の31号まで続いています。

 正直なところミリタリー雑誌というのは多くても5 万部くらいの世界ですが、女子高生が戦車に乗るアニメ「ガールズ&パンツァー」や「艦これ」がブームになったことでミリタリーファン初心者が増え、2013年から部数が増えています。

――「ミリタリー」のコーナーを設ける書店が増えている印象があります。

浅井:昔はミリタリーの本というと、車やバイク、鉄道などの本が置いてあるコーナーの隅に少し置いてあるということが多かったように思えます。ですが、この5 年くらいでミリタリー本を置いてもらえる書店さんが増えてきました。

 これまで戦車や軍艦の同人誌を出し続けてきた作家さんたちに聞いた話ですが、「長く出し続けているけれど、最近は売れ行きが良い」と喜んでいました。ガルパンや艦これとはどこにも書いてないし、美少女のイラストも載っていないのですが、とりあげる戦車や軍艦がそれらに登場するものだと、多くの人が手にとってくれるのだそうです。ガンダムが好きでモビルスーツの解説本を買うように、ガルパンや艦これをきっかけに元の戦車や軍艦を知ろうとする人が増えているんですね。

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