ラジオ界の重鎮 「人と話すときはギブ側に徹することが重要」

NEWSポストセブン / 2014年2月24日 7時0分

 政治、スポーツ、芸能、情報バラエティー…あらゆるジャンルをこなすラジオ界の重鎮・高嶋秀武さん(71才)が『話し方ひとつで人生はうまくいく』(小学館SJムック)を上梓。「聞き役七分おしゃべり三分」「気持ちを落ち着かせるおまじない」など、すぐに実践できるコツやマニュアルが満載の人間関係を円滑にする話し方集だ。

 高嶋さんによると、面白いもので、人は苦手意識を抱いた相手には、正面からではなく、やや斜に構えた状態で接するのだという。

「本人は気づかないでしょうが、苦手な人が相手だと、無意識のうちに半身を引いているんです。もちろん、会話するテンションは低めだし、早く話を終わらせたいという気持ちから語尾がうやむやになる傾向があります。

 そうした点を克服するためにも、とにかく相手の良い部分も嫌いな部分もすべて受け入れること。そして、相手の話に素直に耳を傾けてみてください」(高嶋さん・以下同)

 次第に相手の心が打ち解け始め、好意を寄せてくれるようになれば、こちらのものだ。

「心を開く鍵となるのは、やはり相手への思いやり。少し表情が曇ったなとか、こういう話題なら接点が持てるかなというふうに、目の前にいる相手を常に思うことが大切です。なかには自分にとってマイナスになる話は一切しないなんていう人もいますけど、これも警戒心を強く持たれてしまうのでよくありません」

 ポイントは“ギブ・アンド・テイク”の精神。

「まずはギブ側に徹するんです。たとえば、会話するときには、相手の名前や近況を話題にさりげなく織り込んであげるといいでしょう。“鈴木さん、お久しぶり!”“そういえば、鈴木さんの息子さん、野球部でしたよね”などとという具合に名前を呼びかけながら、相手のことを話題にする。誰だって自分の名前や些細なことを覚えていてくれればうれしいものです」

 はからずも、こうしたアドバイスは、これから社会に踏みだそうとする就活生に大いに役立つ。

「就活生でしたら、元気いっぱいのハリのある声を出すことが大事です。そのためには、必ず朝食を摂ること。脳のエネルギーとなるブドウ糖を補給して活発に働かせる下準備を朝からきちんとしてください。

 また、自分の特徴や特技を簡潔な言葉にして繰り返し練習することが大切です」

 人間関係に悩みや迷いを感じているかたはもちろん、これから就活をスタートするお子さんや知り合いを持つかたがたに本書は有効な一冊となるだろう。

※女性セブン2014年3月6日号

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