三重中3強殺 複数犯説、逮捕のタイミングなど残る4つの謎

NEWSポストセブン / 2014年3月6日 7時0分

 昨年8月、三重県四日市市の中学3年生、寺輪博美さん(享年15)が同県朝日町の空き地で他殺体となって見つかった。身につけていた衣服はほぼ剥ぎ取られた状態だったという。

 3月2日に強盗殺人などの疑いで逮捕されたのは、発生現場のすぐ近くに住む県立高校3年生の男子生徒(18才)だった。事情聴取に対し、彼は「女子生徒とは面識がなかった。金目当てで、1人でやった」と容疑を認めているという。

「男子生徒は、事件直後の事情聴取で、事件当日は自宅にいたと関与を否定していましたが、彼の友人らの説明との食い違いを指摘され、一転して容疑を認め始めたそうです」(社会部記者)

 しかし、その供述も疑わしく、いまだ謎が残されたままだ。

【謎1 動機】
 殺人の動機を「金目当て」と語る容疑者だが、前出の記者は言う。

「彼の父はサラリーマンをしていて、家族仲もよく、金に困るようなこともない。しかも、所持金の少ないことが予想される女子中学生をターゲットにしたことも疑問です。着衣が脱がされたことからもわいせつ目的であったと考えるのが自然でしょう」

【謎2 単独犯か複数犯か】
 単独犯であると説明している男子生徒だが、事件発生当初は複数犯の可能性が有力視されていた。

「寺輪さんが最後に目撃された時間帯に、現場近くで不審な白い軽乗用車が止まっているのが目撃されていました。被害者に争った形跡がないことから、県警は当初、知人か複数犯であることを疑っていました」(前出・社会部記者)

【謎3 卒業式直後の逮捕劇】
 また、今回の逮捕のタイミングにも謎は残る。逮捕されたのが卒業式の翌日だったため、「厳罰に処すために逮捕を待った」という声が多数上がっている。しかし…。

「卒業式を終えても3月中は高校に在籍していると見なされるうえに、触法時点の年齢で判断されるため、それは全く関係ありません。ただ県警が“偶然だった”とわざわざ説明しているのが疑わしいんですが…」(別の社会部記者)

【謎4 男子生徒の評判】
 彼を知る同級生や野球部の仲間は「成績優秀だった」「明るくて友達が多かった」と口を揃えるが、彼をよく知る近所住民はこう口を揃える。

「おとなしくて暗い感じですよ。あの子を知ってる人はそんなことやるなんて考えられんとちゃう。けんかひとつする子じゃなかった」

 早期の全容解明が待たれる。

※女性セブン2014年3月20日号

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