「総選挙」ラッシュ 楽しむにはまずイチ押し候補決めること

NEWSポストセブン / 2014年3月15日 16時0分

 AKBに始まり怪獣からうどんにいたるまで、日本中が「総選挙」だらけ。総選挙ブームで磨く大人力とは何か、大人力コラムニストの石原壮一郎氏が語る。

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 好き嫌いや是非はともかく、昨今の日本で「総選挙」といえば、衆議院の総選挙ではなくAKBの選抜総選挙のことを指します。例年6月に行なわれているので、そろそろ盛り上がり始めるころでしょうか。まったく、うまい方法を考えたものです。

 その「本家」の総選挙の盛り上がりを見て、去年から今年にかけてあちこちでいろんな総選挙が登場しました。今、じつは日本では総選挙ラッシュが起きています。

 去年の夏に円谷プロの50周年を記念して行なわれたのが「ウルトラ怪獣総選挙」。4万2611票を集めてセンターの座を獲得したのは、かつてウルトラマンを倒したゼットンでした。僅差の2位にはバルタン星人、以下、ゴモラ、メトロン星人、カネゴンと続きます。サンリオも去年の秋から冬にかけて「食べキャラ総選挙」を実施。鮭の切り身をモチーフにしたKIRIMIちゃんがトップに輝き、今年の2月にはグッズが商品化されています。

 地方自治体でも、たとえば高知県は観光客にオススメしたい飲食店を選ぶために、去年の暮れから今年初めにかけて「高知家の食卓 県民総選挙2014」を実施しています。3月9日に結果発表がありましたが、総合1位に輝いたのは高知市の藁焼きたたき専門店「明神丸」でした。県民が選んだということは、さぞおいしいに違いありません。

 ギリギリで3月16日まで投票できるのは、茨城県日立市の「かみね動物園」で開催中の「第1回どうぶつ総選挙」。ライオンやカピバラ、ワオキツネザルなど12の動物がエントリーしていて、来場者の清き一票で動物としての意地をぶつけ合っています。結果発表は23日。さて、どの動物が1位に輝くのでしょうか。

 京都・祇園のうどんミュージアムが実施している「ご当地うどん総選挙」は、まだあわてなくても3月31日まで投票が可能。エントリーしている33のうどんから好きなひとつを選び、Facebookを通じて投票する仕組みです。「いろいろなうどんを知ることは、いろいろな地域や文化を知ること。日本にはこんなうどんもあるんだと、この総選挙を通じて多くの人が新しい世界に出合ってもらえたら嬉しいですね」とは、同ミュージアム代表理事でうどん評論家としても活躍している高屋友明さん。

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