テラハ効果で人気のシェアハウス 騒音、連れ込みトラブルも

NEWSポストセブン / 2014年3月15日 7時0分

 人気番組『テラスハウス』(フジテレビ系)の影響で、若者の間で人気が高まっているシェアハウス。

「番組の影響はすごくありますね。『テラスハウス』では、インテリアも充実しているので、そういったおしゃれな生活に憧れて、問い合わせをしてくるかたもいます。この3月も問い合わせは増えていますね」

 そう話すのは、都内にあるシェアハウス約1200軒のうち、1000軒を掲載している日本最大級のシェアハウス情報検索サイト「シェアシェア」を運営する株式会社シェアシェアのプロデューサー・吉村栄二郎さん。

 最近は、趣味や目的を同一にする人々と暮らす「コンセプト型」も人気だが、複数で住むことで家賃を安くあげたい、上京して不安なのでまずは集団生活をしたい、などの理由でシェアハウスを選ぶ人もいる。その目的はさまざまのようだ。

「弊社が扱う物件では、平均入居期間は半年から1年なんです。東京に半年間きて仕事を探すとか、転職する際に勤務地が決まらないのでいったんシェアハウスに入居するといったニーズもあります」(前出・吉村さん)

 利便性でも注目のシェアハウスだが、共同生活である以上、ルールを守って生活しないと住人同士でトラブルに発展してしまうことも。

『シェアハウス わらしたちが他人と住む理由』(辰巳出版)の著者で、20軒以上のシェアハウスを取材し、自らもシェアハウスに4年以上住む阿部珠恵さんはこう語る。

「例えば、お風呂、キッチンの使い方は家庭によって違うと思うんですが、そんなことでもストレスがたまることがある。思わぬケンカやトラブルになることもあるので、話し合って譲り合うことが一番重要です」(阿部さん・以下「」内同) 

 阿部さんが住人たちから聞いたトラブルではこんな例があるという。

「女の子だけで住んでいるシェアハウスで、そのなかのひとりが彼氏を無断で泊めて困ったという話も。住人以外が泊まるのを禁止にしているシェアハウスも多いんです。恋人を連れ込んでトラブルになることは少なくありません」

 生活騒音が原因になることも。

「住人のひとりが、夜中にキッチンで料理を作っていたんですが、そのときの調理の音がうるさいと、別の住民が文句を言って険悪になったという話もあります」

 喫煙もトラブルの一因になるという。

「シェアハウスの場合、室内で煙草を吸えるところはあまりないようです。喫煙者はベランダや外で吸うことになるのですが、そこにこんもりと吸殻がたまった灰皿が置いてあって煙草を吸わない住人にひんしゅくを買うってしまうケースも」
 
 ほかにもこんなささいなことからケンカに発展した例もある。

「あるシェアハウスでは、住人のひとりが冷蔵庫に入れていたプリンを勝手に自分が食べたところ、すごく怒られた…なんてケースも。プリンというより、日ごろためこんでいた不満が爆発したようです」

 まずは自分に合ったシェアハウスを選ぶことが大事だと阿部さん。その上で、シェアハウスを選ぶ上での注意点を、こうアドバイスする。

「決める前にたくさん物件を見たほうがいいのは間違いない。事前に実際に住む住人に会えるケースはあまりないので、大家さんに住人はどんな人がいるか、週に何回みんなでご飯を食べているか?などと聞いたりして、そのシェアハウスの雰囲気をチェックすることは大事ですね。大家さんに聞けば、自分がそのシェアハウスに自分が合うのかどうかも丁寧に教えてくれると思いますので、積極的に質問しましょう。キッチンの使い方のルールなども事前に聞いて、自分の感覚に近い物件を選ぶといいですね」

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