肌荒れを起こす「腸内劣化」を防ぐための食事のポイント5つ

NEWSポストセブン / 2014年5月9日 16時0分

 アンチエイジングといえば女性なら誰からも関心が高い分野。見た目年齢に肌は重要な要素で、女性の94%が美肌にしたいと思っているが、それは「メークがきれいにできる」(45%)「人から若く見られる」(42%)からだ(ポーラ文化研究所調べ)。見た目年齢を若く保つためには化粧品で外側からケアするだけでなく、体の内側、腸内も美しくしないと効果が得にくい。

「肌がくすんでいたり、ハリがなかったりする女性の腸を内視鏡で見てみると、腸も見た目と同じような状態になっていることが多いんです」

 予約が取れないドクターとして知られる胃腸専門医・村田博司さんはこう話す。

「劣化した腸はハリもつやもなく、ブヨブヨとむくんでいたりして、内視鏡が通りにくいのです。

 また、漢方系の便秘薬を常用している人の腸はメラニン色素がたまって真っ黒になり、表面もガチガチにこわばったような状態。腸が固くなれば当然、なめらかに動けなくなりますから、便をうまく排出する力も弱まってしまいます。そういう状態から正常に戻すには、2年以上かかることもあります」(村田さん)

 腸の動きが悪くなり、便がスムーズに排出されず、長く体内に留まるのが“便秘”。

「便秘をすると、便に含まれる有害な物質が腸から吸収され続け、全身に回ってしまいます。それが肌に影響して、肌荒れやくすみを引き起こすこともあるのです」

 腸に住む腸内細菌のバランスがくずれ、いわゆる“腸内劣化”という状態に陥ると、様々な不調があらわれることも。

 腸内劣化を防ぎ、腸美人になるためにはどのようなことを心がけるべきなのか。ここでは、食事で気をつけるべき、5つのポイントをあげる。

【1】週3日は「20時以降は食べない」
【2】食事の間に「空腹の時間」をつくる
【3】動物性たんぱく質(とくに肉)をとりすぎない
【4】ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的にとる
【5】食物繊維とオリゴ糖で腸内の善玉菌を活発に

 上記を心がけると腸内が美しくなる。腸美人になる過程で、ヒトの腸内では何が起きているのか。

「ヒトの腸には、数百種類、100兆個以上の腸内細菌が棲んでいます。その内訳は、ヒトの健康に役立つ『有用菌』が1~1.5割、有害物質などを発生させる『有害菌』が2割、残りはその時々で優勢な方に味方する『中間菌』です。

『腸内細菌のバランスを整える』とはつまり、善玉菌を優勢にしておくこと。そのカギを握るのが有用菌の代表、“ビフィズス菌”なのです」

 と、話すのは農学博士の清水金忠さん。清水さんは、1970年代からビフィズス菌の研究に取り組む森永乳業の食品基盤研究所で、ビフィズス菌のもつさまざまな健康機能を研究している。研究の一環で、ヒトの腸内にすむビフィズス菌の一種『BB536』について調べたところ、優れた整腸作用をもつことがわかった。

「便秘気味で肌トラブルのある女性28人にビフィズス菌BB536を8週間とり続けてもらったところ、排便の回数が正常になり、肌のキメや乾燥に改善が見られ、にきびも減りました。アンケートでは『つややハリが出てきた』『毛穴が目立たなくなった』『化粧ノリが良くなった』という声もありました」(清水さん)

 ビフィズス菌の力で肌トラブルゼロの腸美人を目指しましょう!

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