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江川卓氏のかつての米国人同居人 「臭い」と漬物を全て廃棄

NEWSポストセブン / 2014年5月14日 11時0分

「練習が長い」と言ってはすぐにやめる。最後には「日本の野球は誰も力勝負をせずに逃げてばかりいる」とも言っていた。監督としては扱いにくい存在となり、結局2年間で68試合、2割2厘、5本塁打の成績で終わっている。

 そもそも江川と共同生活をしていた頃から、スミスはとにかく“アメリカ人”で、日本人の江川には理解できない部分も多かった。マンションの家賃は江川持ちだったが、「彼女が家に来るからお前は外に出ていてくれ」と言われて、江川は公園で2時間以上ぼんやり待たされたり、またある時は冷蔵庫の中に入っていた漬け物が全部捨てられ、「日本人はこんな野蛮なものを食べているのか。臭いを消してくれ」と言われたこともあった。日本の文化を理解しようと、歩み寄るようなことはなかった。

 ただ帰国後、“天敵”だった武上がアメリカを訪れた際、スミスは武上を自宅の農場に宿泊させている。その時、「日本には一宿一飯の恩というのがあるんだろう」と言ってウインクして見せたという。それを聞いて、最終的に少しは、日本人のことを理解しようとしたのだろうかと思った。

※週刊ポスト2014年5月23日号

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