尼崎連続殺人事件 13人目の行方不明者は香川に眠る可能性

NEWSポストセブン / 2014年5月10日 7時0分

 2011年10月に事件が発覚し、周辺での死者・行方不明者が少なくとも13人に及ぶ尼崎連続変死事件。2012年12月に兵庫県警本部の留置場で自殺した角田美代子(死亡時64)を含む、“角田ファミリー”ら計11人が逮捕され、うち8人が被害者複数の殺人罪などで起訴されている。
 
 週刊ポスト2014年5月9・16日号でノンフィクションライターの小野一光氏は、美代子の内縁の夫で、現在3件の殺人罪などで起訴されている通名・東(あずま)こと鄭頼太郎(てい・よりたろう)被告(64)と兵庫県警の留置場で同房にいた、田崎浩之(仮名)の証言を取り上げた。
 
 そこで小野氏は田崎に気を許した頼太郎が口にした、警察に話していない“知られざる殺人”についての詳細に触れた。田崎の証言には現状と合致する部分が多々あった。
 
 小野氏は続く同5月23日号で田崎のこんな言葉を紹介している。

「そういえば、たしか高松の事件の関係者で、行方不明になっとる女の人がおるやろ。その女の人も殺して○○(註:県内に複数ある施設=以下同)の倉庫の下に埋めとる言うとったで」

 小野氏はこれを手がかりでに、高松市とその周辺で確認に走った。目的を口にすることはなく、調べ上げた所有者や使用者に対しては、「10年ほど前に○○で店をやっていた、現在39歳前後の人を探している」とだけ情報を伝えたという。

 そして小野氏はXという店に辿り着く。同氏は集めた情報を兵庫県警に伝えた上で、週刊ポスト誌上にレポートを発表している。

 鄭被告が同房者に語った話から浮かび上がった、新たな被害情報。尼崎連続殺人事件はまだ終わっていない。

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