赤字ラーメン店 打開策として替え玉どんぶりキャッチを考案

NEWSポストセブン / 2014年5月21日 16時0分

 日本の国民食と言われる程に人気のラーメンだが、繁盛している店ばかりではない。埼玉県に住むEさん夫婦(夫69才、妻61才)は、ラーメン店を経営しているが、なかなか厳しい状況だという。そんななかご主人がまさかのアイデアに打って出るが…。奥さんが、不満を爆発させる。

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 夫とふたり、街道筋で小さなラーメン店をしているんだけど、売り上げは毎月赤字ギリギリ、もしくは赤字。だから「もうお店閉めて、年金だけでつつましく暮らしたほうがいいんじゃない?」と夫に提案したら、いや、怒ること、怒ること。

「オレがやっとの思いで作り上げた店をそう簡単にしめられっかよ! だいたいテメエがそんな気持ちでやってっから、店がヒマになったんだ」って、よくもまあ! 私だってここ数年、買いたい服もバッグも見送って、家計をやりくりしてきたのよ。

「ふんっ、一日でもいいから行列ができる店にしてみなさいよ」と、口からついて出てくるって。そしたら「う~ん、ちくしょう~、う~んと…」と腕組みして「わかった。うちならではの売りがあればいいんだよな」と。

 で、何を言い出すかと思ったら、「お前、学生時代、ソフトボールしてたんだよな。それだよ、それ! オレがこう替え玉を投げるから、それをどんぶりで、お前がキャッチ。どうだ? すごいパフォーマンスだろ」って、信じられる?

 一度、言い出したことは絶対に引っ込めない夫。仕方ないからその夜、練習したわよ。でも、何回やってもダメ。結局、練習に使った麺をムダにして翌日はふたりして筋肉痛だわよ。

 それでもあきらめない夫は「どんぶりをカウンターの端から端へヒューって流すっていうのはどうだ?」と真顔で。

 いつ出るかと期待したけど、とうとう最後まで、味をどうにかしようって話にはならなかったわね。

※女性セブン2014年5月29日号

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