豆腐に含むカルシウム 大豆より吸収し酢と合わせ吸収率UP

NEWSポストセブン / 2014年5月19日 16時0分

 大豆を消化吸収しやすく加工した豆腐には、良質の植物性たんぱく質をはじめ、イソフラボンやカルシウム、ビタミンEなどの栄養成分がたっぷりだ。

 豆腐には「畑の肉」とも呼ばれる大豆の栄養がたっぷり。中でも豊富なのがたんぱく質で、木綿豆腐1丁(300g)で、成人女性の1日の必要量の約1/3がまかなえるほどだ。しかもコレステロールや中性脂肪は少なく、カロリーも低い。生活習慣病が気になるときやダイエット中にもぴったり!

「体内で作ることのできない9つのアミノ酸を必須アミノ酸といいますが、豆腐のたんぱく質は、この必須アミノ酸の配合もよく、とても良質です。消化吸収しやすく、手軽に食べられる点でも、優秀なたんぱく質源といえますね」

 こう話すのは料理研究家であり、管理栄養士の検見崎聡美さん。

 ちょっと意外かもしれないが、豆腐はカルシウム源としても優秀。木綿豆腐なら100g中に120mg含まれており、牛乳(100g中100mg)と比べても、ひけをとらない。

「豆腐のカルシウムは大豆よりも吸収しやすいのですが、お酢を合わせると、さらに吸収率がアップ。効率よく摂れますよ」(検見崎さん)

 女性は加齢に伴ってエストロゲンが減少すると、骨密度が下がるというデータも。ただでさえ日本人はカルシウムが不足傾向。カルシウム補給のためにも豆腐は狙い目の食材。

 近年注目を集めているのが、体内で作られるホルモンの一種、エストロゲンと似た働きをするといわれる大豆イソフラボン。もちろん大豆から作られる豆腐にも含まれている。エストロゲンは女性の美しさと健康に欠かせないホルモンだが、加齢とともに分泌量が減ることで、シミやしわといった肌トラブルが起きやすくなり、バストが下がる、ぜい肉がつくといった体形の悩みも増す。大豆製品や豆腐を食べてイソフラボンを補給することで、更年期の対策にも期待が持てるようになるのだ。

 豆腐には、美と健康を気にかける女性にうれしい成分がもうひとつ。それはビタミンE。「老化防止のビタミン」ともいわれるビタミンEには、強い抗酸化作用があり、特に紫外線に対する抵抗力を上げるといわれている。血行や新陳代謝を促す働きもあるため、肌のはり、つやアップにも効果的だ。

「ビタミンEはAやCを合わせると、相乗効果でパワーアップしますから、いろいろな野菜と一緒に摂るといいですね」(検見崎さん)

※女性セブン2014年5月29日号

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