酒好きで有名プロゴルファーが二日酔いでのゴルフの是非を語る

NEWSポストセブン / 2014年5月30日 7時0分

 1000万人を超えると言われる日本のゴルフ愛好者にとって、コースに出るときのコンディションは悩みの種だ。コースに出るともなれば、早朝にスタートということも少なくないため、前日からアルコールも控えめにするが、ときには酒が残ったままになってしまうことも。マナーを重んじるゴルフにおいて、二日酔いゴルフは厳禁なのか。

 2003年の「日本シリーズ」で初優勝し、以来、通算6勝をマーク。昨年は未勝利に終わったものの、予選落ちは2試合のみという安定した成績を残した。なかでも平均パット数27.91というツアー第1位の記録が光る。

 プロの間でも、その技術に対する評価は高い平塚哲二プロ(42)だが、実はツアーきっての酒好きでも知られている。一昨年の「東海クラシック」前夜祭では、夜7時から深夜0時まで5時間飲み続け、翌日のスタートではまだまだ酒が残っているコンディションだった。にもかかわらず、いきなりバーディー発進して初日を3アンダーとして優勝圏内につけ、周囲を仰天させた。

 しかしマナーを重んじるゴルフにおいて、酒の臭いをさせながらラウンドするのはいかがなものか。ゴルフ界の“あぶさん”に、「二日酔いゴルファーをどう思うか」を訊いた。

「いや~ハハハ、ノーコメントですね(笑い)。その代わりにといっては何ですが、二日酔い対策ということでいいならば、答えられますよ」

 ならば聞いてみよう。

「さっさと打つ、これでしょうね。長いこと下を向いてボールを見ていると、クラ~ときますからね(笑い)。方向を決めて構えたらサッと打つ。パットでもラインを読もうなんて思ったらダメ。決めたらサッと打つしかありません」

 ホントにそんなことができるのか。

「ホントですって。トーナメントでもたまに二日酔いのときがあるんですわ。ほとんど“酔拳”状態のときもあるくらい。そんな時でも午前中は何とか頑張っていると、午後には普通にゴルフができるようにはなります。でも、二日酔いはゴルフの大敵。翌日がゴルフの晩は深酒しないのが一番ですよ。ゴルフ場はトイレが少ないし、それも困りますよね」

 ゴルフでは、二日酔いで余計な力みが消えるなどといった話も耳にするが、あくまで俗説の域を出ない。実際、平塚プロ自身も、深酒が祟ったラウンドもあったという。

「スタートホールでティアップしたところ、ズボンの前のチャックが開きっぱなしになっていて、ギャラリーの囁き声が聞こえてきたことがある。仕切り直ししてチャックを閉めるのもカッコ悪いし、もうエエわと思って打ったことが、何度かあります。ボールはラフでした(笑い)」

 あまりに酷い時には、急いで酔いを醒まそうと高圧酸素カプセルを使ったこともあるそうだが、「効果はよく分かりませんでした」とのこと。

「まァ、とはいえ夜はゴルフのことは忘れてパーッとやる、というのが僕の信条なので、悪習は変えられないんですけどね」

 悪びれずに平塚プロは笑うのだった。

※週刊ポスト2014年5月30日号

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