子供に教える変化球 カーブよりスライダーやツーシーム優先

NEWSポストセブン / 2014年6月5日 7時0分

 通常、30年も経てばスポーツの常識はガラリと変わる。「練習中に水を飲んではいけない」とスポーツ全般で言われていたが、野球においてもそれは例外ではない。かつてピッチャーは「肩を冷やすな!」といわれたものだが、現在ではピッチング直後のアイシングは肘・肩ケアの必須項目だ。

 また、昔は、変化球といえば「カーブ」だった。投手が最初に覚えるのもこの球。しかし今や学生野球では「カーブは最後に覚える球」だ。

「カーブは、手首をひねる角度が大きく、直球と同じ腕の振りで投げることが難しい。最近では子供たちに教えるのは、スライダー、ツーシーム、チェンジアップなど、ストレートと同じ腕の振りで、握りだけ変えれば投げられるものからです」(関東の名門高校野球部監督)

 これは逆にいえば、いいカーブを投げられる投手が少なくなっているということ。最近、ダルビッシュが積極的にスローカーブを取り入れているのは打者を欺く意味もあるだろう。

※週刊ポスト2014年6月13日号

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