栃木女児殺害 捜査協力した霊能者は犯人の名前を言い当てた

NEWSポストセブン / 2014年6月12日 7時0分

 栃木県旧今市市(現・日光市)の小学1年生・吉田有希ちゃん(享年7)が殺害されて8年半の年月が経ったが、6月3日、事件は急展開をみせる。同県鹿沼市在住の無職・勝又拓哉容疑者(32才)が殺人容疑で逮捕された。

 ようやく犯人が逮捕されたこの事件だが、発生当初は物的証拠に乏しく、迷宮入りも囁かれたほどの難事件だった。そして事件から半年後の2006年8月、手がかりがなく、困り果てた捜査員は、地元で名の知られた、ひとりの占い師・A子さん(49才)の元を訪れていた。A子さんは、初めて警察が訪れた時の様子をこう振り返る。

「8月中旬、まだ暑い日のことでした。栃木県警矢板署の刑事さん2人が、自宅まで来て、“捜査が難航していまして、透視していただけませんか?”って…。彼らは有希ちゃんの写真を持ってきていました。刑事さんは、私の透視能力の話を近所で聞いたみたいで、ぜひ今後の捜査の参考にしたいということで、うちに来たそうです」

 日光市在住のA子さんは、自営業の夫と娘と共にこの地で暮らす主婦でありながら、幼いころから霊感が人一倍強く、地元では、知る人ぞ知る占い師でもあった。彼女は写真を見て手をかざすと、その人が目にした風景や考えていたこと、そして音声がテレビの映像のように、頭に流れこんでくるのだという。そんな彼女の“異能”を頼って、失踪者の捜索や除霊の相談など、日々、全国各地から相談者が訪れていた。

 A子さんを頼った刑事たちも、また、これまでの相談者たちと同じように、“目に見えない力”に一縷の望みをかけていたのだろう。

「地元で起きたあの事件には、私も本当に胸を痛めてましたし、一日も早く犯人が逮捕されることを祈っていたので、自分が何か力になれるのならって、捜査に協力することにしたんです。それから3日間にわたって2人の刑事さんが通い詰め、有希ちゃんの写真をもとに、透視を続けました。有希ちゃんを連れ去った車がどんなルートで移動したか、殺害現場はどこなのか、使用された凶器はなんなのか、この3点を刑事さんは特に知りたいようでした」(A子さん)

 当時、A子さんの透視で見えたものは以下のものだった。

●犯人は26~30才くらいの男性。目がくりっとして特徴的で、ほんの少し釣り目気味。髪の毛は耳が隠れるくらいの長さで、前髪を少し上にあげている。ヒゲはない。
●犯人は「たくちゃん」と呼ばれている。
●犯人が乗っている車は、ステーションワゴンのような形。有希ちゃんを連れ去った後は、日光市内の4車線道路を茨城方面に走り、その後、栃木方面に戻っているのだが、その際に迷走した。途中で、道路沿いの白い公衆トイレにも寄っている。
●車の中で有希ちゃんが泣き出したため、途中、日光市内の山道に入り、朽ちた家屋や廃車、壊れた家電製品、粗大ゴミが捨てられている場所で、有希ちゃんを脇に抱えて地面におろし、刃物で刺して殺した。方角でいえば、日光市内の東の方。刃物は両側に刃がついた特殊なものだった。
●犯人は、有希ちゃんを殺害した後、車の脇でメンソールのたばこを吸っていた。脱がせた衣類や靴は車の後部座席に置き、ランドセルは石を詰めて、どこか池のようなところに沈ませた。遺体は近くの水場で洗ったのか、傷口以外はきれいだった。

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