石原都知事 金くれと言った娘に「援交しろ」発言の母批判

NEWSポストセブン / 2010年10月7日 11時0分

「消費税増税反対の根っこにあるのは、金銭欲。親が亡くなっても弔いもせず、年金を不正に受給するのも、金銭欲」

そう語ったのは、石原慎太郎東京都知事。知事曰く、物欲や金銭欲が日本人にとっての価値の基軸になってしまったことが、年金不正受給を引き起こしたのだという。さらに知事は、もうひとつの欲、つまり「性欲」に支配される日本人についても言及した。

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【質問】過剰な金銭欲がこの無縁社会を招いているということでしょうか?

【石原】金銭欲だけではありません。私は3つの欲-金銭欲、物欲、性欲に日本人が飲み込まれてしまったと思っている。

 東京都のあるプロジェクトで、医師からこんな報告があがってきたんです。高校生の娘が、母親に洋服をねだって、小遣いをよこせと言う。この母親は何と答えたか。真っ当な親ならば「我慢しなさい」、この一言で終わりです。だがこの親は違った。

「そんなに欲しいなら援助交際でもしてお金を稼いだら?」と言った。しかもあろうことか「若いサラリーマンはあてにならないからダメだけど、中年だったらお金も持っているから」とまで“助言”したという。

 娘は母親の言うとおり、援助交際という名の売春をし、性病をうつされた。それで医者に相談に来たと言う。親が娘の物欲に共感している。

 最近たびたび報道される痛ましい虐待事件では、彼氏とセックスするのに子供が邪魔になったから暴力を振るい、殺してしまったという例がいくつも見受けられる。性欲は誰しもあるものだが、我が子を死に至らしめるほどに過剰な性欲に溺れるとはもはや人間じゃなしに、畜生だよ。

 多くの日本人が金銭欲、物欲、性欲に溺れ、家族の連帯を断ち切っている。象は仲間が死ぬと皆集まって、鼻で触って弔う。子象でもそれをやる。親が死んでも弔うこともしなくなった日本人は、動物以下ということだ。欲望に支配され、人間であることをやめてしまった。

※SAPIO 2010年10月13・20日号

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