「やけ食いでストレス解消できない、やけ寝せよ」と精神科医

NEWSポストセブン / 2014年6月29日 16時0分

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ストレス解消法を語る精神科医の奥田弘美さん

 食べ物への考え方を変えるだけで常にスリムでいられ、リバウンドもしないという「脳ダイエット」を編み出した精神科医の奥田弘美さん(46才)。100人以上のスリムな人にインタビューし、医師・精神科医としての見地から辿り着いたその方法は、空腹になるまで食べない、腹八分目でやめる、バランスよく食べるなどごくシンプルだが、いつもダイエットを継続できない人や生活リズムが不規則な人、ストレスを感じたら?など、その対処法を尋ねた。

――どんなダイエットでも夜遅くの食事はNGですが、残業などで食事が夜遅い人は?

奥田:どうしても食事が夜遅くなってしまう人は、夜ご飯を分割で考えて、炭水化物だけは19時や20時に先に食べておきます。そして夜遅く家に帰ってから食べるのは、野菜とできるだけノンオイルのタンパク質、例えば冷や奴やお刺身、お肉なら鶏のささみや豚の赤身などにします。食べてすぐ寝ると脂肪化してしまうので、寝る前にどうしても食べる時は、腹五分目ぐらいにしてください。

――お酒を飲む人は?

奥田:私は炭水化物や油脂類を「黄グループ」、肉・魚・卵などタンパク質を「赤グループ」、野菜や海藻類を「緑グループ」と区別しています。この黄色グループは空腹以外で食べるのも、黄色の重ね食べも禁止です。お酒も黄色グループと思ってください。ですので、お酒を飲む時にごはんやパン、じゃがいも、コーンといった黄色グループのつまみを避けて野菜とタンパク質にしてください。居酒屋ですと焼き鳥や焼き魚や刺身などですね。フライやピザ、パスタなどの黄色グループの重ね食べも避けることです。

――精神科医の視点で、食べたい欲求に勝つメンタルコントロールの仕方とは?

奥田:「つきあい食べ」の他に現代人に非常に多いのが、「ストレス食べ」です。食べることで手っ取り早くストレス解消しようとしますが、それではストレスは発散できません。ストレス解消のひとつは、しっかり寝ること。睡眠不足だと脳が疲れたままでストレスが消えません。やけ食いではなく“やけ寝”する方が脳の疲れがとれストレス食べを防げます。それに睡眠不足になると食欲をわかすホルモンの濃度が上がり、逆に食欲を抑制するレプチンというホルモンの濃度が下がるというデータがあります。もし食事を楽しみたいなら、空腹を確認してから、量より質で。素敵なレストランやちょっとワンランク上の質のいいものを食べるといいですね。

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